恋歌#65佐々木幸綱

12/30
「肌の内に白鳥を飼うこの人は押さえられしかしおりおり羽ぶく（）」
「万智さんのお師匠さんの歌なれどこの歌いぶりなかなかよけれ」
「白鳥の化身と言うは大袈裟も時折羽ぶく勢いありて（）」

恋歌#64伊藤左千夫

12/30
「わがこころ君に知れらばうつせみの恋の籬よマガキ越えずともよし（）」
「恋心君に知らればそれでよし恋の一線無理して越えぬ（）」
「昔見た伊藤左千夫の写真ではほのかな恋は縁遠く見ゆ
（作品は透明感があるが顔はゴリラ顔）」

百人一首の謎

2006/12/29

「昔から百人一首謎多し撰歌の意図がよくわからずと（）」

「戦後だが百人秀歌も新しく発見されて益々謎が
（殆どの歌が百人一首と同じだが違いがわからない）」

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フォード氏悼む

12/28
「何代目わからないけど元大統領のフォード氏が逝く（享年93才）」
「ニクソンの失脚により就任し混迷のなか活躍もなし（ニクソンの恩赦はした）」
「来日し昭和天皇アメリカに招きて果たす初の訪米
（昭和天皇が戦後始めて訪米した）」

恋歌#63春日井建

12/28
「愛などと言はず抱きあふ原人を好色と呼ばぬ山河のありき（）」
「なかなかにぶっきらぼうに歌えども相手がありて恋はするもの（）」
「直情し思わず抱ける二人いてそれも自然と山河がいえり（）」
「この人は水原紫苑の師匠かなイメージ違う歌を読みしか（）」