山の中にひっそりとある名護城にいってみました。
名護城についての歴史的予備知識はゼロ。
でも「グスク」とか「城跡」とか「史跡」の看板を見つけると
ついつい入ってしまうようになりました
世界遺産に登録されたグスクたちは整備されていて安全なのですが、
それ以外の城跡は整備されてなくて、草ぼーぼーのうっそうとした自然の中ってところがほとんどです。
もちろん観光客がいることはまずない。
そんな場所でも明るい昼間なら1人でも突発的にさくさく行っちゃう私だったんですが、
この間グスク専門のセンセイにそういうところはハブに気をつけないとっていわれました。
ひゃ~、そりゃそうだ~
入り口は緑のトンネル。
階段もしっかりあるし、
草ぼーぼーの獣道はなさそうなのでレッツゴー。
登りきったところには
休憩所と木漏れ日が静かに差す広場。
(※追記…↑休憩所ではなく神アシャギでした)
あれ?
城壁(石垣)は?
そばにあった名護城についての古びた案内板を読んで思い出した。
そうだ。
城壁(石垣)のない「グスク」もあるんだった。
「グスク」の定義はまだはっきりとしていないようです。
按司と呼ばれるいわゆる王様の居城、
防御集落、拝所、聖域 etc
名護城は拝所や防御的な堀切はあっても、
城壁(石垣)を持たない「グスク」なのでした。
広場の奥にあった山の中の階段を
登ったり降りたりしながら歩いて行くと
神社がありました。
神社の横に、灯篭ならんだ小道を発見。
時折、さ~っと木漏れ日がさすと、なんだかちょっと神秘的でした。
灯篭の小道を抜けると、車を置いた、元の場所にたどり着きました。
どうやらぐるっと一周したようです。
(続く)