美ら海水族館には、
メインの“黒潮の海”の水槽を真上から見ることのできるプログラムがある。
普段は決められた時間に、事前受け付をしての人数限定プログラムだったけど、
この夏休み期間は自由に見学ができるとのこと。
(ただし、餌やりなどの時間帯は×)
以前(3年くらい前?)申し込みをして参加したことがあったが、
自由見学OK,ということで久しぶりに行ってみた★
でっかいでっかい水槽、
いや、
プールに
ジンベイザメやマンタをはじめ、数々の魚たちが足元を泳いで行く。
高所恐怖症のワタシはこの透明板の床部分はちょっとドキドキ。
真上からみるジンベイ君はなんだか新鮮で。
分厚い水槽で屈折されて距離感がつかめない下からの見学とは違って、
すぐそこ、という距離感が感じられる真上からの視点。
だけどやっぱりその大きさに圧倒される。
美ら海水族館という大きな媒体にただただ感激の拍手。
ありがとう。
おかげでいつも楽しませてもらっています。
窓からはキレイな夕日と伊江島たっちゅー。
この自然が、いつまでもいつまでも
そこにありますように。
フジに会いに行った。
イルカショーでにぎわう、後ろの、奥の奥。
フジはいつもそこにいる。
更に後ろ側にある、プールの側面につけられた丸窓をのぞくと、
…フジがやってきた!
フジが私に近づいてきて、
ピタっと止まった。
目の前、すぐそこにフジがいる。
フジはしばらくそこにいた。
あまりにも優しい目で見つめられて、
ちょっとドキドキしたよ、フジ。
フジは病気でその尾びれの4分の3を失った。
そこで始まった、世界初の人口尾びれプロジェクト。
そのかいあって、現在もフジは元気に泳いでいる。
(人口尾びれはリハビリの時、1日に1回つけていて普段はつけていないようです)
フジの人口尾びれプロジェクトは、
本になり、写真集になり、映画にもなった。
松山ケンイチ主演。
公開された時、映画館に見に行ったな。
美ら海水族館の帰りに。
美ら海水族館とその周辺が舞台で、備瀬も出てきます。
映画館で見て、そのあとDVDになってからも見て、
また見たくなった。
映画には実際にフジも出演してます。
オススメです♪
「どんなに暑くても、人前に出るときはいかなる時でも決めポーズはくずさないのよ。」
「いかなるときも美を忘れては猫が廃るわ」
「でも…さすがの私も暑いわねぇ」
「こんな日は水に飛び込みたくなるわ…」
「やっぱ水の中はいいよねぇ~」
「いいよねぇ~」
「猫に食べられる心配もないしねぇ~」
「ないしねぇ~」
「弟よ、沖縄美ら海水族館、来たことあるかい?」
「兄さん、来たもなにも僕らの住処じゃないか」
「観光客だけでなく、地元のうちなんちゅにもリピーターが多いらしいぞ」
「ああ、和々のヤツみたいな?」
「片道2時間もかかるくせに、よく来るよね~あの子。
こんなに来るなら年間パスポート作ったほうがお得なのにねー。」
「むはは。むはは。」
「ゆったり漂うわしらに人間達もうっとりのようだな」
「見たまえ、このカレイな白い腹を」
「むむっ?誰だ?カレイの餡かけ料理を思い浮かべているヤツはっ」
「でもねぇ、美ら海水族館って観光客にも地元人にも超人気スポットじゃん」
「僕達みたいにいつも混み混みなんじゃないの?」
「…たしかに僕らはいつも混み混み人生だから慣れてるけど、人間達はどうかなぁ」
「う~む、混み混みだとワシの老体にもこたえるのぅ」
「なにかいい方法はないものかね」
「ちょいとナポレオンの旦那、聞いてくださいよ」
「あっしらも世話んなってる美ら海水族なんスけど、
夏期間は夜の8時まで営業してるらしいッスよ」
「しかも、4時からの入館だとなんと入場チケットが3割引らしいッス!!」
「ええぇ~!?(驚)」
「じゃぁ、オトナは1260円、コドモは420円ってこと~?」
「フフフ…甘いなきみぃ。そんなお得な情報をワシが知らんとでも思っとったのかね」
「ぃよっ!さすがはナポレオンの旦那っ!」
「何でも御存知っ!」
「4時以降なら比較的客足もおちつくし、
うちらジンベエのいる“黒潮の海”もじっくり味わえるよ。」
「このブログ書いてるこの子なんか、閉館の8時ギリギリまで居座ってたもんねぇ」
「そうそう、黒潮の海の水槽前がお客さん5人だけになることなんてそうそうないよね」
「ははは。なかなかやるじゃないか和々のヤツも。」
「聞いたところによると、和々のヤツ、
あまり人がいない中で“黒潮の海”を味わいたくて去年、開館30分前に来たらしいぜ」
「なのに既に行列ができててあまり意味なかったってサ」
「ぷぷぷ~っ。早起きして2時間かけて行ったのにかわいそ~っ」
「そこで今回は逆に閉館間際を狙ったってわけね」
「ふふふ…これが正解ね。」(BYフジ)