がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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ビジル

2013年06月07日 | ・琉球史散策/グスク時代

根謝銘グスクにあるビジル(ビジュル)。

ビジュルとは霊石のことで
沖縄にはこの霊石を祀ったビジュルと呼ばれる所が
いくつかあります。
→ex.

根謝銘グスクのビジュルについて、
6/1のりゅうPONに載ってたので抜粋してご紹介。
(琉球妖怪大図鑑/小原猛)

 

謝名グスクにはジーワーワー石というがある。
(※謝名グスク→根謝銘グスクの別名。他にも上グスク、国頭グスク)

ヒサン前原という場所によく火の玉が出現し
そのためによく火事が起こっていた。

火事を抑えるために
火返しとして大きな石が置かれたが
この石が夜な夜な豚のように歩いた。

村人たちは「地豚の石」という意味で
その石をジーワーワーと呼んだ。

 

で、結局火返しとして役には立ってたのかな
ジーワーワー。

「ビジル」との石碑はありましたが
どの石がビジル(霊石)かは分からないですね

 


ワーとはウチナーグチで豚の意味。
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