がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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君南風殿内

2013年09月07日 | ・琉球歴史/文化風景

(本日2投目)

久米島に行って、まず最初に挨拶しに行ったのがコチラ。

君南風殿内。
(きみはえどぅんち・ちんべーどぅんち)

久米島のノロ、君南風の祭祀殿。

君南風と言えば、王府のオヤケアカハチ討伐に従軍し
八重山のノロと呪術合戦を繰り広げ、
また奇策を進言し、大手柄をたてたあの有名なノロさん。

ノロは世襲制の、その土地の祭祀を司るいわば国家公務員。

この君南風は代々続き、
なんと、現在12代目になる君南風さんがいらっしゃいます。

今年の夏は久米島にはなかなか雨が降らず
深刻な状況になっていたため
雨乞いの儀式が執り行われました。
2013.8.12 沖縄タイムスの記事

記事写真の白装束の方が現在の君南風、嶋袋さん。

その時の、岩にしめ縄も残ってました。

旅の最終日、お礼をしに再び君南風殿内に寄ったら…

なんと、儀式の真っ最中!

実はこの日(8/17)はなんと13年ぶりに久米島大綱曳きが復活した日!
2013.8.18 琉球新報の記事

そのための儀式のようでした。

うわぁ!こんな貴重な場面に遭遇するとは!!

旗頭に、奉納の空手と剣舞。

しかも、しかも、しかも!!!

殿内の中に生君南風さんが!!!!

もちろん白装束のノロ姿で。

久米島の歴史のリアルな一端に触れることができるとは。

遠目にみながら、超感動でした

 

ちなみに、現代の君南風である嶋袋さんは
テンペスト特番で見て初めて知りました。

とても優しそうで上品な感じの方です。

もっと早く島袋さんを知っていれば
琉球戦国列伝で描いた君南風ももっと違ってたはず

サーダカーな感じで描いたんだよね~
“村の長老オババ”的な。

没になった君南風子ども版はこちら

 


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熱帯魚の家

2013年09月07日 | ・琉球歴史/文化風景

久米島の「熱帯魚の家」

施設名のようですが、自然のエリアスポット名。

急な予定変更でダイビングができなくなって
予定が空いちゃったので
「まぁ、ちょっと寄ってみる?」
くらいの気持ちで行ってみた。

したらまぁ、なかなか面白かったの図(笑)

まさに地球の割れ目というような。

深い所は結構な深さ。

小さな魚とかも結構いるんだけど
写ってないですねー。

珊瑚って…結構エイリアンだね

枝珊瑚ならいいんだけど…。

もっとエグイのあって、最初面白がって撮ってたんだけど
撮った写真改めてみたらトリハダ立つくらいキモかったんで
ここには載せないでおきます(笑)
(小さいやつがびっしり密集しててうわーって感じのヤツ)

海に入らないで海の生物を観察するには
もってこいの場所だと思います

 


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