メジャーなグスクの1つなんだけど、
意外と紹介してなかった浦添市にある伊祖グスク。
英祖(えいそ)王やその父・恵祖世の主の居城とも言われています。
英祖は察度の前の王統の王様。
母は日輪が懐に飛び込んできた夢を見、
生まれたのが英祖王という言い伝えがあります。
よって、英祖は「てだこ(太陽の子)」ということで
浦添市は様々な場所で「てだこ」を用いて活用しています。
今は伊祖城跡公園として整備されていて
春は桜並木が花を咲かせ、市民のいい憩いの場になっています。
しかし階段を上り、グスク内に建てられた
伊祖神社エリアに入ると雰囲気は一変。
琉球政府時代の碑もある。
神社の奥の方へも足をのばすと
御嶽や見張り台、城壁などを確認することができます。
浦添市の街のど真ん中にあるグスクにしては
古城の雰囲気が残っており、見ごたえもある伊祖グスク。
公園としてお散歩コースなども整っているし結構な広さなので
じっくり散策してみるのもいいかもしれません