ワタシにとって大きな影響を与えた琉球史小説は
今でも変わらずこの2冊。
『テンペスト(角川書店)』
と
『百十踏揚(新星出版)』
琉球史初心者さんにも
自信をもってお勧めする2冊です!
(ただし「百十踏揚」は読むコツがありますけど(笑))
その「百十踏揚」ですが、
去年の11月から、琉球新報で続編が連載されています。
…のは知っていましたが、
今、新聞はとってないし、
ショクバで読むにしても
毎日ちょっとずつ見るのは集中が切れそう…
ということで、
ある程度溜まってからまとめて読もうと思い
第1回を読んだだけで、あとは読まずに過ごしていました。
で、本日でちょうど連載50回。
そろそろいいかな?と思い、
図書館に行って、まとめて読んできました!
結果、
ぶはぁっ!!゛;:゛;`(;゜;ж;゜; )!!
ってなった(笑)
与並さん、
まさかそーゆー設定で来る!!??
みたいな。
んーーーーー
これはアリか!?
アリなのか!!?(笑)
いやー、でも久しぶりに小説を読んで
「次!次どうなるの!?」
っていうワクワク感を味わいましたよ。
与並さんは歴史上の出来事や通説、
時代考証をしっかり踏まえた上で、
歴史の中にある「謎な部分」をうまーーく使って
フィクション(想像)を入れてくる。
それがまたリアルで自然で、
本当にこれが真実なのでは!?
と思ってしまうほど。
そして出来事に対する登場人物の心模様が本当に緻密!
それは今回も健在で、
前回完全に黒幕だった金丸に対しても、
なるほどこうきたか、と。
まだ連載50回ですけど、
続きがどうなるのか楽しみです。
次は1か月ごとにまとめて読んでいこうかな?