がじゅまるの樹の下で。

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50回一気読み

2016年01月21日 | ・『百十踏揚』を読ム

ワタシにとって大きな影響を与えた琉球史小説は
今でも変わらずこの2冊。

 

『テンペスト(角川書店)』

『百十踏揚(新星出版)』

 

琉球史初心者さんにも
自信をもってお勧めする2冊です!

(ただし「百十踏揚」は読むコツがありますけど(笑))

 

その「百十踏揚」ですが、
去年の11月から、琉球新報で続編が連載されています。

 

 

…のは知っていましたが、
今、新聞はとってないし、
ショクバで読むにしても
毎日ちょっとずつ見るのは集中が切れそう…

ということで、
ある程度溜まってからまとめて読もうと思い
第1回を読んだだけで、あとは読まずに過ごしていました。

 

で、本日でちょうど連載50回。

そろそろいいかな?と思い、

図書館に行って、まとめて読んできました!

 

 

結果、

 

 

ぶはぁっ!!゛;:゛;`(;゜;ж;゜; )!!

 

 

ってなった(笑)

 

与並さん、

まさかそーゆー設定で来る!!??

 

みたいな。

 

 

んーーーーー

 

これはアリか!?

 

アリなのか!!?(笑)

 

 

いやー、でも久しぶりに小説を読んで

「次!次どうなるの!?」

っていうワクワク感を味わいましたよ。

 

 

与並さんは歴史上の出来事や通説、
時代考証をしっかり踏まえた上で、
歴史の中にある「謎な部分」をうまーーく使って
フィクション(想像)を入れてくる。

それがまたリアルで自然で、
本当にこれが真実なのでは!?
と思ってしまうほど。

 

そして出来事に対する登場人物の心模様が本当に緻密!

ちゃんと「なるほど~!」って落としてくれる。

それは今回も健在で、
前回完全に黒幕だった金丸に対しても、
なるほどこうきたか、と。

 

まだ連載50回ですけど、
続きがどうなるのか楽しみです。


次は1か月ごとにまとめて読んでいこうかな?

 

 

 


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