琉球歴史ドラマ「尚巴志」放送を目前に控えての
尚巴志関連再放送の一環として、
今日の午後3時から放送されたウチナー芝居、
RBCアーカイブス特選「史劇 尚巴志と三山」
を見ました。
公演は1982年!
35年も前の映像。
もちろん見たのは初めてでしたが
興味深く拝見しました。
その1番の理由が、
物語のメインが
武寧
だったから。
三山が語られるとき、
どうも武寧は影が薄いというか、
省略されることが多い気がする(笑)
ドラマ「尚巴志」でも出ないしさ…。
だからイチ人間としての武寧を
イメージしたことのある人は
なかなか少ないと思うのですが、
その武寧が尚巴志の敵役として主要キャストに!!
察度の子としての立ち位置もしっかり踏まえた上での
酒好き女好きの愚王として描かれていました。
(そして汗っかき(笑))
武寧王の王妃、側室、
臣下たちの対立なども。
ぶっちゃけ、
尚巴志よりも武寧の方が詳しく描かれていたような…。
(それとも今日放送されたのはごく一部で
物語はもっと続いているのかな。
そんな感じはするけど…)
武寧を討った所で物語は終わるのですが、
悪い王様を討った正義の味方・尚巴志!
めでたしめでたし~!
というのとはちょっと違った終わり方に
ほほ~…ってなりました。
「今まで驕り高ぶった
武寧の哀れな姿よ。
平田に美里よ、
決して喜ぶな、
今日の勝ち戦」
これはキラキラ化した武寧の
ちびキャラバージョン。
尚巴志に倒された「悪いヤツ(=敵)」に
光りを当てたい!!
…と思う和々なのでした。