GWの史跡巡りが図らずも舜天王統巡りになったので
キラキラ舜天を描いてみた。
(昨日記事にした義本王は舜天の孫にあたります)
…けど、以前にも舜天はキラキラ化しているので
今ならこう描く、というバージョン2ということで。
前はコブの位置逆にしちゃったしね…。
お父ちゃん(伝)の源頼朝は武芸に秀でた武骨なイメージがあるけど
舜天はなんとなくしなやかな人というイメージ。
バージョン1よりも少年的で中性的にしてみた。
『中山世鑑』によると10歳には才徳にすぐれ、
15歳で浦添按司になったみたいだし。
若くして活躍したのは確かでしょう。
でも舜天という人物そのものを
突き詰めて考えてみたことはあまりないので
追及してみると面白いかも。
なお、彼はまだ伝説上の存在とも言われていますが、
琉球王国の王様は代々、舜天(=尊敦)を初代として数えられているため
(過去記事→尚巴志じゃない、初代“王様”)
お父ちゃんが源為朝云々などはさておき、
その時代に舜天に値する力を持った人物がいたことは確かかもしれません。
源為朝が主人公で後半は琉球が舞台となる
江戸時代のファンタジー小説『珍説弓張月(滝沢馬琴著)』。
葛飾北斎が描いた挿絵には舜天↑も。