がじゅまるの樹の下で。

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【描いてみた】琉球史人物、を、35【キラ男子】

2019年10月12日 | ・琉球史散策/第一尚氏

先週、
桜坂劇場×ボーダーインク特別講座
第1回目を担当させていただきました。

一方的なワタシのおしゃべりだけではなく、
参加者さんにも何か実際に体験してほしいなということで
一部、ワークショップを入れました。

 

歴史上の人物って
遠い昔の存在と言うこともあって
漠然とした、
雲の上の存在になりがち。

そんな漠然とした歴史上の人物を
雲の上から降ろして
自分と同じ「人間」として、
その人となりを考え(イメージし)
ゆくゆくはお友達になっちゃおう♪

というもの。

 

 

ワークショップの題材に選んだ人は…

 

尚忠。

 

ええ、

尚巴志の後をついで琉球王国の王様になった

あの尚忠です。

 

おそらく尚忠って
歴代の王様の中でもマイナーな存在です。

 

知ってても、

尚巴志の次の王様で、
任期5年で死んだんだよね?

くらい。

 

よーく知ってても

尚巴志が北山看守に命じて、
今帰仁王子と呼ばれた

くらいかと。

 

合計3行程度の経歴は知ってても
尚忠という人物の「人となり」を
とことん考えたことのある人は……

なかなかいないと思います。

 

 

そこで、今回は
イメージを深めていくための色んな手立てや
ヒントとなる周辺情報を提供しつつ、
尚忠という人物をみんなでとことん!
突き詰めて考えてみました。

もちろん正解はひとつではないので
参加者さんそれぞれのイメージや人物像で良いのですが、

シェアしてくださった人物像も参考にしつつ、
ワタシなりに考えた尚忠像を元に
講座の事後報告・まとめとして、イラスト化してみました!

 

 

キラキラバージョンで。

 

ビジュアル的な事で言うと、
やはり、尚巴志の息子と言うことで
眉とか髪型とか寄せています。

天下人の息子というおぼっちゃん感を出すために
前髪は外巻きで。

ビジュアルに特徴を出しすぎたくなかったので、
瞳は小さく、あっさりめの顔つき。

アヒル口がチャームポイント♡

 

寒がりなので虎の毛皮のポンチョを装着。

好物はタマン。

 

そして、

護佐丸とマブダチ。

 

↑クラスにいる仲のいい男子二人
をイメージして描いてみた☆

 

護佐丸は尚巴志には心酔してるけど、
尚忠とは上下関係なくフランクな友達
という感じ。
(尚忠が王様に即位してからは
公的には主従関係だけど、私的にはマブダチ続行)

 

なお、護佐丸の方がモテる。
尚忠はそれを羨ましがったり
「なーんでお前ばっかり~」とブーブー文句は言うものの
根に持ったりはしないという
気持ちのいい関係。

 

そして共に戦った武人として
切磋琢磨しあえる良きライバルでもある。

 

 

 

…というイメージを持つに至った
根拠というか、モトネタはもちろんあります。

が、
それは講座に参加いただいた方だけが分かる…
と言うことにしておきます。

今回は有料講座だったので、
敢えてポイントは伏せさせていただきます。


(でも、今回載せた情報だけで
ピンとくる人もいるかもしれませんね)


なお、ワークショップ内で
ボーダーインク新城さんが披露してくれた
「アノ設定」(!)があるのかどうかについては…

ご想像にお任せします(笑)


あ、謎ポイントに関しては「A」設定にしています。

 

 

*オマケ*

上のイラストの直後は…

こーなる。

(猫毛アレルギーの護佐丸くんなのであった)


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