琉球戦国列伝リテイクシリーズ
尚真(しょうしん)。
第二尚氏第3代の王。
父は尚円(金丸)、母はオギヤカ。
父・尚円の死後、母の画策によって(とする見方が強い)、
叔父の尚宣威(第二代王)から王位を譲られて
12歳で王位に就く。
在位は歴代最長の50年。
様々な政策で王国の基盤を固め、
琉球の黄金時代を築いた。
やはり尚真は少年時代で描きたくなります。
今回は、朝鮮王朝実録にある「オギヤカの行列」目撃談にある
尚真の描写をビジュアル化しました。
・年十余歳
・貌甚だ美なり
・髪は後ろに垂らし、あまず
・紅あやぎぬの衣を着て
・帯を束ぬ
ちらっと出会っただけの朝鮮人に
「甚だ美なり」と言わせるほどのお顔とは
気になりますね♪
生粋のモテ男金丸と、
その金丸を最終的に射止めたオギヤカの血を引いているのですから
それはそれはイケメンだったことでしょう。
実際、御後絵を見ても整った感じですものね。
(金丸よりも…)
紅衣の詳細は分からないのですが
皮弁服ではないので
尚家継承の「紺地龍丸模様緞子唐御衣裳」と
「黄組物御紐」を(近世)を
参照しました。
赤地にして、
模様は古琉球なので龍ではなく鳳凰に。
紐はそのままです。