阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

初笑いはぜひこのCMで!

2007年01月03日 22時16分02秒 | 政治
 「第一発見者」さん、三高さん、皆さん、こんにちは。民主党のCM「生活維新」についてお知らせ頂きありがとうございます。

 私も早速観てみましたが、このCMは、これまでの民主党のCMの中では絶品だと思います。嵐の中、沈みそうな船の舵取りをする小沢一郎代表、そして、それを必死で支える菅直人代表代行、そして鳩山由紀夫の真剣さ。大層なBGMと3人の大根役者ぶり(ゴメンナサイ)が何とも言えない妙味になっていますね。私にとっても今年の初笑いはこのCMでした。 

 http://www.dpj.or.jp/news_video.html

 このCMを観て私が思い出したのは、2000年6月の衆議院選挙における自由党の選挙CMです。連立与党から離脱し、与党に残った保守党と分裂した自由党。ビルの谷間をスーツ姿で歩く小沢一郎代表が何者かに左右の頬を引っ叩かれながら不屈の闘志で前に進む姿は、強面だった小沢代表のイメージに、極めて人間的な、親しみやすいイメージを加えたように思います。そして、その効果もあって、自由党は何と660万票もの比例票を獲得したのでした。まさに土壇場で見せたこの力は、創価学会がフルに支援する公明党の比例票が780万票、解散前、衆参合わせて26議席と自由党を24議席を上回っていた保守党が24万票だったことを考えてもすごい数字だと思います。

 嵐の中を行く、今にも沈没しそうな船。それは、今の日本、そして近未来の日本を暗示しているのです。思い切り笑えば笑うほど、笑ってはいられない日本の現実に危機感を突きつけるメッセージと思うのは私だけでしょうか。


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