阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

まるで不二家の3秒ルール!

2007年01月30日 17時45分47秒 | 政治
 柳沢伯夫厚労相が「女性は産む機械」と発言しました。

 少子化問題対策に関わる大臣としては非常に不適切な発言ですね。でも、さらに驚くべきは塩崎官房長官の発言です。「不適切だったと私も思うが、直ちに訂正している。結果を政策で出していくことが大事だ」と擁護しました。(安倍首相も同様の発言をしています)

 これって「不二家の3秒ルール」と同じですよね。すぐに訂正すれば何でも許されるのかな?

 私は一度の失敗や失言で全てが否定される社会はおかしいと思うけど、でも、大臣の立場の重さを考えれば、この女性蔑視発言は許されるものではないと思います。野党の女性議員が辞任要求をしているだけでなく、不妊に悩む高市早苗氏や野田聖子氏など自民党の女性議員も強い不快感を示しています。

 私はカンボジアやボスニアなどの紛争地で活動中、地雷原で生活したことがありますが、地雷を踏んだら次の瞬間にはサヨウナラというのが現地での現実でした。今のは間違いでした。次はちゃんと歩くのでなかったことにして! とはならないのです。国民の未来を守るため「戦場」で身体を張って闘うのが大臣の役割。自らが招いた問題に対する身の処し方は、ご自分で決断すべきだと思います。

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