ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

CMS勢ぞろいとかいうOSCの企画

2009-02-23 18:30:20 | Weblog

 つまんなかった。

 一番話題にして欲しかった、コンテンツにおける文字化け処理の話とか、せっかく質問に出たのに、「それは、ファイルの問題だろう!」とか言って切り捨ててしまい、すぐに使える自慢、日本語対応、ファイルのダウンロードの話とかどーでもいい話・・・うーん、やっぱ、コミュニティの人の話は、なじめない(^^;)

 もうひとつのお昼のセッションのほうが面白かったのかなあ・・・
 途中で出てくればよかったかなあ・・・

 ま、一応内容を書いておくと・・・




■内容(→がウィリアムのいたずらのコメント)、

いろんなCMS(なの??)の人たちが出てきて、
・簡単自慢
→いや、CMSっていっても、出来ることがここまで違うと、
 どんだけ簡単に出来るとか競っても、意味ないだろう(^^;)
 moodleのように、テスト問題が作れるっていうのと、SNSとかと比較してもねえ・・

・日本語の問題
→まず、論点整理しようよ
 ローカライズには

(1)翻訳の問題
(2)言語固有の処理問題
    文字コードの問題(バイト数、文字化け)
    その国固有の言語問題

 とある。そして、(1)、(2)とも、動的制御する場合と、コンパイル時に1言語選べばよい場合がある。

 言語パッケージを日本語だけにしてしまうと、動的切り替えはできない(この問題はあとで後述する)
 「その国固有の言語問題」として複数形の問題などがある。
 「文字コードの問題」が質問に出て切り捨てられた、UTF-8を正しく使ってもらえない問題(この問題も後述する)
 このへんが、ごちゃごちゃと話してしまっているかんじだった。

・ファイルのダウンロード問題
 →そもそも、50Mとか、そんなに大きいか?いまどき?
  サーバーの帯域とか、そーいう単純な話が、あらぬ方向に発展してしまった気がする。




 ちょっと、moodle代表の不破氏が、moodleについて、説明してなかった部分が、実は大事なので、その話と、カットされたファイル文字化けの話が、どれだけ、(フリーと商用に関する)本質的な話なのかについて、ちょっと、ここに付け足してかいておく。

■moodleにおける多言語対応

 PHPの場合、
(1)画面表示する言葉を変数にする
(2)変数と表示内容対応ファイルをつくって
(3)その対応ファイルを各言語対応させる。

こうすることによって、
(4)言語をログイン時に選択
(5)各ページは、表示する前に、(3)のその言語の対応ファイルを見て
   画面表示する値を変数にセット、その国の言語を出す

ということをしている。
つまり、この方式は、動的に言語を切り替えられる。
SugarCRMもそうなんだけど、ただ、(1)における変数と表示内容との対応方式がSugarとちょっと違うかも。

 moodleの場合は、インストールまだしてないので(明日、理由は書く。なぜ、明日なのか、その理由も明日かく)よくわかんないけど、ファイル構成から見ると、langのフォルダで各言語を切り分け、

    $string[項目名] = 表示内容

にしている。
このやり方だと、たとえば、ユーザーごとに表示内容を切り分けることも、容易にできる(Sugarの場合は、カスタマイズ可能だよね)。

 不破氏が多くの言語に対応しているからファイルが大きくなる*ということに対して、ほかのCMSの人が、「うちは、日本語のみにしている」といっていたが、動的切り替えしないで、コンパイル時に言語を選ぶ形式であれば、それも有効。

 ただし、moodleは、日本においても、たとえば、中国から来た人のための日本語講座というコンテンツを作る場合、全部中国語で表示しなければならない(もし、日本語で表示してわかるんなら、日本語講座受けなくていいよ ^^;)のに対し、他のコンテンツは日本語・・となってくると、moodleにおいては、動的に各言語を切り替える必要がある。
 それに対して、SNSなどは、日本なんだから日本語しか対応しないというのも、アリかもしれない。そうなると、固定的になってくるので、言語パッケージを削れる。っていう構図になっている。

 その後の話「国産の場合、アメリカで使ってもらうのに・・・」とかいう流れになっていたが、そもそも、国産ソフトでも、いまの日本で使ってもらうには、中国語、韓国語対応を動的に切り替える必要がそのうち出てくる。

 っていう話にならなかったのは、ざんねん。
 英語対応より、今後は中国語、韓国語対応が身近で面白いんだよね。

 もちろん、その前に、一般的な職場では、ダイバーシティってことで、中国、韓国の人もいっぱい来るようになったけど、コミュニティはどーなの?もし、日本人だけって言うと、それって、閉鎖的じゃない?っていう話もある。




■ファイル文字化けの話
 ファイル名、ブラウザからアップロードされたのを、たしかorg.apache.commons.fileuploadでやると、いろいろ問題があった気が。。。で、さらにSJISでファイル名を送ってきちゃうので、UTF-8にして、DBとかに保存しないとおかしな話になってっていう気がした・・・

 そーいえば、この辺の変換話をやったことあるけど・・・
 今度もう一度見直して書いておく。

 さらにさらに、VISTAの場合の環境依存文字はどーするなどという話がある。

 これを全部、「英語にしろ!」というと、一般の人では、日本語ファイル名をつけるのが当たり前なので、そんなもん使えねーっていうことになる。とくに、エラーにしてくれないので、問題なんだよね。
 商用となると、そー言うところはチェックしてくるので、その辺が商用とフリーの差なのかなあと・・・要するに誰でもつかえるようになるには、莫大な金払えよと、だけど、分かる人だけで使えればいい、問題あったら自己責任で修正するという話になると、フリーソフトでいいかと。

 そーいう話になって、じゃあ、「開発の人は、実際にはどーいうテストしてるんっすか?」って言うことになると・・・さらに、「じゃあ、フリーを売ってるディストリの人は、どこまでチェックしてるんだ?」となると、また、面白い話になりそうだけどね。

*については、明日moodleの話を書くときに・・・

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OpenLDAPのトラブルに関して

2009-02-23 15:53:19 | Weblog

これもOSCの話。OpenLDAPのトラブルについてのセッション
以下、内容




■OpenLDAPで良くおきるトラブル
・認証
・検索
・エントリ
・設定
→ログに解決のヒントあり


■OpenLDAPのログ
・2つあり
  ・syslog経由
  ・Access_log overlay機能
・デフォルトでログメッセージ出力
  ・slapd.confでいろいろ設定できる

・ログを見るには
 ldapsearch


■ログ出力時
・問題がおきたら
 syslog,slapdの再起動
 tcpdump
 lsof,fuser,netstatで確認
 /var/log/message確認
 tcpwrapperの設定で悪さしてない?
 SSL/TLSの問題とか?
 ログレベルの変更

・便利ツール
 statslog ログの整形

■BIND,BINDRESULT
・うまくいかないとき
 DNの確認
 パスワードの確認
  特にRESULTで49
 ACL設定の確認

・便利ツール
  slapacl・・・ACL確認
  slappasswd・・パスワード

■SRCH,SERCHRESULT
・うまくいかないとき
 ログから処理内容を確認
 エラー番号確認
 ldapserchに指定したオプション確認

・使える便利ツール
 debug
 nss,pam

■登録させてくれない
 OpenLDAP FAQなどをみてみよう

■設定がうまくいかない
 sldap.confを解析する

・便利ツール
 slaptest
 (OpenLDAP2.3まで)slurpd -d 64




 すみません、OpenLDAPは、やったことがないので、わかんないで書いてます。
 そのため、書き間違えたり、誤解しているところがあるかも(^^;)
 (話している人は多分正しいことを言っていて、ウィリアムのいたずらが聞き間違えているんだと思う)
 大目に見てやっておくんなまし。



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