OSCのはなし。こんどは昨日のubuntuオフラインミニミーティング。
■話の内容
(1)ubuntuパッケージ入門講座
・ubuntuの場合、パッケージいれるには、aptitudeとapt-getがあるが、混ぜるな危険
・make installは、うまくいかないこと多し。
パッケージは、以下の手順でさがそう
1.公式リポジトリを探す
2.PPAを探す
3.debianのunstableを探す
4.リクエストを出す(個人宛に出さないでね)
5.makeはそれから
(2)あたらしいubuntuのバージョンjaunty Jackalope
Jackalope=UMA(未確認動物)
結構、アブナイかも・・・
テスターという名の人柱絶賛募集中!!
■感想
ubuntuといえば、元日本では有名なディストリビューターの社長だった人も注目しているほどなので、まちょっと、見てきました。
話は面白かったです。
Linux自体が企業がかってきているので、ちゃんとしたまじめな感じのプレゼンが多い中、2000年前後の古き良き??Linuxのかんじで、よかったんじゃないかと・・・
それにしても、make installはしないほうが。。。というような大胆発言はすごい(^^;)
ここに、ディストリや、コンサルが介入する余地があるかもしれないですね
(だからその社長が注目?)。
ただ、質問で出ていたLinuxをいれて中古パソコンで出すというのをubuntuでやる場合には、いろいろ問題がある。
発表していた程度にしか安定??していないということは、たぶん、ライブラリのバージョンの互換性検証やドライバの検証はあやしく、動かないことも多いと思う。
そうしたときに、フォーラムに書き込みをしても、他の人たちは再現できないとか、いろいろであまり役に立たない。そもそも、そのマシンを使っている人はすぐに回答がほしいので、フォーラム書き込み、いつ回答が返ってくるかわからないでは、まず、サポートにならない。
実際に、使ってみて困らないようにするには、サポート体制として
1.パッケージ程度は自分で作れる能力
2.問題の切り分け程度はできる能力
3.デバイスドライバ検証能力
4.最新情報収集能力
が必要で、1~3は、ディストリ(ないしはそれを扱うところ)のお仕事で、4がコミュニティのお仕事となる(もちろん、コミュニティが1から3をやってもいいし、ディストリ中心に4をやることもある)。
そうかんがえると、今回の発表のような状況では、まだ1~3を、質問したボランティアがやることは無理で、どこかのディストリなどが出てきてサポートする段階だろう。
たぶん、ubuntuが、そのレベルであれば、オンラインだけじゃなく、オフラインでのあつまりが、まず大事で、1~3の能力を持った人が、いろんな人に自分の能力を伝授していくうちに、なんとなーく集まってくるという形になって、今回質問したボランティアの人たちが使えるようになってくるんだと思う。
そーいう意味でも、オフラインミーティングを続けてやることは重要だと思う。
ごめん、いま、麦とホップを飲んだら、中川ってきた・・・
話おかしいかも。。。(^^;)
ま、そんなかんじなので、このへんで・・・