ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

CIPLか、Android、っていうケータイの枠にとらわれなくてもいいのかも?

2009-02-02 17:25:24 | Weblog

 農業の工業化をはじめ、遠隔操作の切り札の1つとして、ケータイからの遠隔操作という話を書いてきた。

 これを実現するには、遠隔操作される側=ロボット側に、操作用のボードを積むことになる。
 たとえば、auであれば、CIPL,DOCOMOだとFOMAユビキタスモジュール、ウィルコムだと、W-SIM+ボードという形になるのかしら、FreecomのAndroidを載せたものみたいなかんじ。。。

 この場合、どれだけ、ケータイ側の仕様が公表されるか、ボード操作が使いやすくなるかだよね・・・

 その点、Androidは、仕様が公表されているから、あとは使い方サンプルがいろいろ出てくれば、この手のものが多くなるかもしれない。(Androidを造りやすいから、Androidという名前??なこたーねーか?)




 ただ、ケータイの場合、仕様が公開されたり、サンプルがどんどん出てこないと難しい。

 だけど、これが無線なら、基本的にラジコンをPCで操作するのと同じわけで(だから簡単とは言い切れないけど)、問題は、広範囲に動かす場合の無線従事者免許だけの問題になる(無免許だと、広範囲には無理=ケータイという発想)。

 これ、むしろ免許を取ったほうが、やさしいっていう話になると、

・アクセスポイントまでは、有線
・そこから先無線
・遠くに飛ばす場合、免許を取って行う

 なんていう話になってくるんじゃないかなあ。。。
 


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印刷会社がクラウドやると、すごいことになるんだよね・・・

2009-02-02 13:33:13 | Weblog

クラウドについて、現実的には、

(1)まず、会社の社内のデータをまとめて、サーバーに突っ込む
   →ECMとか、CRMとかBIツールとか・・・
   →そこまでいかなくても、データ億だけでもいいんだけどね
   →その理由は、情報共有、一括管理のほか、情報漏えい対策

(2)そうなったら、別にサーバーが、社内になくても、よくねえ?

となり、その結果、サーバーを外部の会社(ISPとか)に委託すると。。。その外部の会社は

(3)このデータ、うちのサーバーになくても良くねえ?

となり、その結果、各社ISPとかのサーバーデータが、どんどん上位の会社に集約され・・・

・・・クラウドになっていくというイメージだと思うんですよ。




 このとき、集約していくのが、印刷会社だと、もんのすごいことになる。

(1)印刷会社がWeb上で
    ・記事作成
    ・(DTP)編集
    ・レタッチその他画像処理ソフト
    ・校正(PDFレベルでOKかな)
   ソフトを提供する。

(2)そのデータは印刷会社にセーブされるとする。

 そーすると・・・たとえば新聞社の場合、自社でのパソコンは、クライアントだけ持てばいいことになる。

 もちろん、Webなので、記事入稿は、自社パソコンからでも、移動先のパソコンでも、ケータイからでもOKということになる。
 写真に関しては、デジタルカメラで撮ったらすぐにそのWebからアップすると、フォトレタッチ職人の手に渡りレタッチできることになる。
 DTPでレイアウトを決めておくと、PDF作成は、記事を流し込んですぐに出来るわけで・・・
 そーなってくると、印刷会社にサーバーがある=常に最新データは印刷会社にあることになるので、すぐにRIP・印刷できる・・・っていうかですねえ、もう、記事書きながらRIPしていいわけですよ。校了のページは・・・

 新聞社にとってみると、一番安いPCを買えばいいだけで、ソフトとかは、印刷会社のものを使えばいいだけなので、低価格で容易に増設可能なわけさ・・

 また、チラシなどをつくるデザイナーにとっては、印刷会社から、ソフトは供給されるわけだし、印刷会社側にフォントがあるわけで、データもあるわけで、・・・
 となると、リンクが外れるとか、RIPで文字化けするとか、そーいうことがないわけさ(文字化けしないようなフォントを用意しておく)。
 もちろん流し込みなども、印刷会社と協力して、あらかじめデータベース編集ソフトをカスタマイズしておいて、データがそろうとすぐに組版して、あとは、ちょこっと直すだけ。。。ってなるわけさ。

 なんか、よくない??

 専門学校生は、もう、その印刷会社が提供するソフトになれちゃえば
 新聞社でもチラシでも、どーんとこい!
 っていうことで、就職先が広がって、なんか、よくねえ??

 印刷会社も、データ全部握っちゃっている上、ソフトまで握っているので、囲い込みが完璧なわけさ。
 さらに、自社で提供している環境&ソフトなので、出力できないって言うことはすくない。

 なんか、よくねえ(^^)v





 問題は、じゃあ、
    ・記事作成
    ・(DTP)編集
    ・レタッチその他画像処理ソフト
    ・校正(PDFレベルでOKかな)
 というソフトがつくれるか・・・ツーお話だよね。

 記事作成=エディタなんで、これは作れるよねえ。え、つくれない。。。(-_-;)
 少なくても、ウィリアムのいたずらは作れるので、つくれることにしよう。

 DTPソフトは日本でもつくっている(EDICOLOR,EDIAN)なので、これは日本の会社でも作る気になればつくれる。

 校正はPDFでやるんならPDF書き出しが出来ればいいだけ。これは、EDIAN,EDICOLORでもできるでしょ。

 問題は画像編集ソフトで、これは意外と難しいかも・・・
 ただ、できないってわけじゃないよね。。レナトスとか、つくれちゃうわけなんだから、スクリーンとか。

 まあ、一番いいのは、Adobeさんが、今のillustrator,Photoshop,IndesignのSaaS版を出して、それを印刷会社に売ってくれれば、話はおしまいなんだけどね。




 凸版、大日本あたりはもちろん、AdobeがSaaS版を出せば、廣済堂、共同印刷あたりまでも含めて、現実性ある話じゃないかなあ・・・



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トヨタ、日産よりNHK

2009-02-02 01:39:03 | Weblog

NHKの
沸騰都市 第6回
サンパウロ 富豪は空を飛ぶ
http://www.nhk.or.jp/special/onair/090201.html

は、秀逸であった。

どこが、秀逸かというと、

1.一時、トヨタがちやほやされて、カイゼンとかいいつつ、今はこのていたらく、
  ってことで、だれも見向きもしなくなった自動車産業に対して、
  復活のシナリオを明確に示した。

2.この不況は、単なる不況でない。革命なのだが、その革命という言葉を出演者
  にいわせ、どういう革命が起こっているのか、を明確に示した

3.農業をきっかけに、アフリカなど、発展途上国、後進国が一躍世界の中心に踊り出る
  ことは、ウィリアムのいたずらでも予測できたが、具体的に、それが、どういう展開
  で、アフリカのような後進国が、今、アメリカに変わり、世界の中心に出ようとして
  いるのか、その中でEUが、どう動こうとしているのか、アジアは?
  (本当に中心は中国なのか)を明確に示した。

この3点が際立ってすぐれている点。

 そして、これら3点を元に、日本はどう進むべきか、麻生内閣は何をしなければいけないのかを具体的に示しらのは、すごい!

 以下、上記3点について具体的に見ていく。



■1.日本の自動車産業、復活のシナリオ

 ブラジルでは、この金融危機化、自動車はどんどん売れ、資金もあつまっている。GDPの伸びもプラスを見込んでいる。消費意欲は衰えていない。

 理由はさとうきびからエタノールを作る産業を国が奨励、エタノール産業が発達しているため。石油の高騰時も、エタノールのため、エネルギーコストはそんなに高くなかったし、今は、エコエネルギーとして注目、世界中の投資を集めている。
 車は、石油もエタノールも両方使えるflexという形式で、そんなことで、エタノールはどんどん生産しているので、車の燃料費も、高騰せず、景気もそんなに悪くなっていないので、多少陰りはあっても、まだまだバンバン売れている。




 ここで、日本の自動車産業の誤りが見えてきたのではないだろうか?

 日本は、電気自動車、ハイブリッドの方向に行ったが、ハイブリッドは、エンジンが2つになる・・ということは、それだけ複雑になり、信頼性確保は大変だし、値段も高くなる。
 石油ともバッティングする(電気があれば、石油はいらない)。電気自動車は作るのが難しい。

 一方、エタノールを利用するflexは、電気自動車ほど複雑ではなく、値段も高価にする必要がない。ガソリンスタンドにしても、水素のような難しさはなく(実際ブラジルのガソリンスタンドはエタノール売っているし)、後述するが、エタノールは、サトウキビはアフリカでも作っているので、あとは、工場さえつくれば、エタノールはできる。そうすれば、アフリカの後進国でも、flex型の車が売れていくことだろう。先進国に比べ、後進国のアフリカは、まだまだ市場が大きい。

 ということは、

(1)日本は電気自動車の開発でなく、エタノールを使うflex自動車の開発をすればよい。
(2)まずは、国が、エコのため、エタノールも使うflex自動車に買い替える
    →ガソリンスタンドも、エタノールを売るように
    →エタノールはとりあえず、ブラジル、アフリカ諸国から輸入、
     しかし、沖縄をはじめ、サトウキビからのエタノール産業を日本でも
    →これで、とりあえず、派遣社員の人たちに(flex自動車製造の)職ができる
(3)flex車をブラジル、アフリカ諸国へ売っていく
    →エタノールを買う代わりに、flex車を売っていく
(4)エタノール農場&工場をアフリカなどに建設・技術協力していく
(5)エタノールの飛行機、ヘリコプター、火力発電所での利用などを、ブラジルなどと
   協力して探る




■2.石油(天然資源)からエタノール(後進国でも作れる作物)へのエネルギー革命

 放送で、「石油は獲得のために戦争したりするが、エタノールはみんなを平和にする」といっていた。放送ではそこまでだったが、もう一言、つっこんで言うと、石油のような天然資源は、使えばどんどん減っていくので、最終的には、取り合いになって、戦争になる。

 一方、作物であれば、足りなかったら作ればいいのであるから、取り合いにはならない。みんた作るために協力して、平和になる(というか、農耕は平和でないと、成立しない。育ってるときに、戦争されると。。。)。

 石油からエタノールへのエネルギー転換は、単なるエネルギーが変わったのではなく、このような、戦争から平和への「革命」であり、もし、だれかが、爆発的なエタノールの生産手法を見出せば(というか、後進国が進出してくるだけで、価格的には安くなると思うが)、エネルギー源はいっきに、エタノールへ変わっていくだろう。

 まさに、エネルギー革命であり、人間の生き方(戦争から平和へ)の変革なのである。




■3.ブラジル、アフリカ、EU,シンガポール

 エタノールのすごさは、さとうきびならアフリカの後進国でも作っていることだ。ここに、ブラジルの精製技術を持ってきて、工場を作れば、エタノールを輸出できる。外貨獲得ができる。貧困から抜け出せる可能性がある。

 もし、ここにエタノールが動く自動車を売っていけば・・・大きな市場になるだろう。
 もちろん、日本も、アフリカのエタノール工場建設を受注したり、投資したりすることは、考えられるだろう。

 まさに、アメリカ―中国から、世の中は、エタノールにより、ブラジル―アフリカ中心になっているかもしれない。そして、番組でも取り上げていたが、EUはブラジルとの取引を増やそうとしている。

 そして、アジアでは・・・中国でもなく、日本でもなく、実際にアクティブな投資ができるのは、シンガポールでしょう。次の沸騰都市は、シンガポールを取り上げるようだ。




 って、ここまでで、このブログに何でこんなこと書くの?コンピューターに関係ないじゃん?と思っているそこのアナタ、こっから、関係します。

 ここで、農業の工業化とか、書いてきたけど、そういうことが必要になるのは、日本ではなく、ブラジルやアフリカかもしれない。
 日本はアメリカ、中国との関係が密であり、米中関係が重視されると、日本はどうなるという評論家が多い。しかし、アメリカも中国も石油を中心とした、天然資源依存国である。これらの国との関係を密にしても、今後限界が出てくる。
 むしろ、今後は、ブラジル、アフリカのような農業国に対して、肥料や加工技術、さらに農業の工業化などを共同開発していくことのほうが、重要でなはないだろうか?
 もし、国連で重要な地位を日本が取ろうとするなら、アフリカの協力は重要であり、そういう意味でも、農業の工業化、コンピューター、工業技術でアフリカの支援は意義がある。

 また、ブラジルは、中国と違い、日本人はブラジル人に悪い印象はなく、たぶん、ブラジル人も、日本人に悪い印象はない。つまり、中国よりも、組やすい相手である。また、農業国として、今後の発展余地も大きい(中国は、砂漠化が進んでいるので、農業の伸びは。。。?)
 ぜひとも、組むべき相手である(中国、韓国以上に)。




 とすると、麻生内閣はまず、

(1)エネルギー革命
 エタノールを利用した車に国で買い替えなどの導入をまじで検討する。
 石油→エタノールへ

(2)ブラジルなどの農業国との交流を深める
 農業の工業化、農作物の加工、肥料・農薬輸出などで、日本が、かかわれる余地はないか?
 とくにブラジルとは、今後、交流をもっと深める国であろう。

(3)日本の農業・工業政策の見直し
 日本もサトウキビ→エタノールのような換金性の高い農作物を育成していく。米からエタノールが作れないか?といった、現在の農業を発展させるような工業化を研究するといった、農業・工業のバランスのとれた発展を目指す政策を立てる。

 ということが重要だろう。




 まあ、とにもかくにも、トヨタはあれほど持ち上げられたのに、この金融危機化で、有効な経営指針が出せず、減産するだけ、日産も、ゴーン社長とか、いろいろ持ち上げられたのに、有効な経営方針が打ち出せていない。
 そんな中、NHKは、1つの番組で、これからは(電気自動車ではなく)flex(=石油+エチルアルコール車)と明確な方針を出したわけで、そー考えると・・・

トヨタ、日産よりNHK?


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