クラウドについて、現実的には、
(1)まず、会社の社内のデータをまとめて、サーバーに突っ込む
→ECMとか、CRMとかBIツールとか・・・
→そこまでいかなくても、データ億だけでもいいんだけどね
→その理由は、情報共有、一括管理のほか、情報漏えい対策
(2)そうなったら、別にサーバーが、社内になくても、よくねえ?
となり、その結果、サーバーを外部の会社(ISPとか)に委託すると。。。その外部の会社は
(3)このデータ、うちのサーバーになくても良くねえ?
となり、その結果、各社ISPとかのサーバーデータが、どんどん上位の会社に集約され・・・
・・・クラウドになっていくというイメージだと思うんですよ。
このとき、集約していくのが、印刷会社だと、もんのすごいことになる。
(1)印刷会社がWeb上で
・記事作成
・(DTP)編集
・レタッチその他画像処理ソフト
・校正(PDFレベルでOKかな)
ソフトを提供する。
(2)そのデータは印刷会社にセーブされるとする。
そーすると・・・たとえば新聞社の場合、自社でのパソコンは、クライアントだけ持てばいいことになる。
もちろん、Webなので、記事入稿は、自社パソコンからでも、移動先のパソコンでも、ケータイからでもOKということになる。
写真に関しては、デジタルカメラで撮ったらすぐにそのWebからアップすると、フォトレタッチ職人の手に渡りレタッチできることになる。
DTPでレイアウトを決めておくと、PDF作成は、記事を流し込んですぐに出来るわけで・・・
そーなってくると、印刷会社にサーバーがある=常に最新データは印刷会社にあることになるので、すぐにRIP・印刷できる・・・っていうかですねえ、もう、記事書きながらRIPしていいわけですよ。校了のページは・・・
新聞社にとってみると、一番安いPCを買えばいいだけで、ソフトとかは、印刷会社のものを使えばいいだけなので、低価格で容易に増設可能なわけさ・・
また、チラシなどをつくるデザイナーにとっては、印刷会社から、ソフトは供給されるわけだし、印刷会社側にフォントがあるわけで、データもあるわけで、・・・
となると、リンクが外れるとか、RIPで文字化けするとか、そーいうことがないわけさ(文字化けしないようなフォントを用意しておく)。
もちろん流し込みなども、印刷会社と協力して、あらかじめデータベース編集ソフトをカスタマイズしておいて、データがそろうとすぐに組版して、あとは、ちょこっと直すだけ。。。ってなるわけさ。
なんか、よくない??
専門学校生は、もう、その印刷会社が提供するソフトになれちゃえば
新聞社でもチラシでも、どーんとこい!
っていうことで、就職先が広がって、なんか、よくねえ??
印刷会社も、データ全部握っちゃっている上、ソフトまで握っているので、囲い込みが完璧なわけさ。
さらに、自社で提供している環境&ソフトなので、出力できないって言うことはすくない。
なんか、よくねえ(^^)v
問題は、じゃあ、
・記事作成
・(DTP)編集
・レタッチその他画像処理ソフト
・校正(PDFレベルでOKかな)
というソフトがつくれるか・・・ツーお話だよね。
記事作成=エディタなんで、これは作れるよねえ。え、つくれない。。。(-_-;)
少なくても、ウィリアムのいたずらは作れるので、つくれることにしよう。
DTPソフトは日本でもつくっている(EDICOLOR,EDIAN)なので、これは日本の会社でも作る気になればつくれる。
校正はPDFでやるんならPDF書き出しが出来ればいいだけ。これは、EDIAN,EDICOLORでもできるでしょ。
問題は画像編集ソフトで、これは意外と難しいかも・・・
ただ、できないってわけじゃないよね。。レナトスとか、つくれちゃうわけなんだから、スクリーンとか。
まあ、一番いいのは、Adobeさんが、今のillustrator,Photoshop,IndesignのSaaS版を出して、それを印刷会社に売ってくれれば、話はおしまいなんだけどね。
凸版、大日本あたりはもちろん、AdobeがSaaS版を出せば、廣済堂、共同印刷あたりまでも含めて、現実性ある話じゃないかなあ・・・