前回に引き続き映画からの
イラストでごんす。
今回はスタンリー・キューブリック監督の
「時計仕掛けのオレンジ」
ベートーベンを愛する
無軌道な若者、アレックスが
仲間と無茶をして
結局、仲間に裏切られ
人格改造をされちゃうんだけど
最後は、いろんな大人の都合で
元に戻っちゃうっていうお話。
イラストは
天狗みたいな付け鼻を
つけた主人公が、
「雨に歌えば」を歌いながら
女の人を襲うシーン。
目を背けたくなるようなシチュエーションなんだけど
キューブリック監督がうまく仕上げてて
最後まで楽しめる映画だね。
出てくる若者連中が
みんな変な格好をしてて
近未来的なんで、
あまり、現実感がないせいなのかな。
わけのわからない隠語も
いっぱい飛び交うので
古い映画って感じはしないし、
基本的人権とは?をテーマにしてるから
いま、観ても十分楽しめるよ!
この映画を観ると
ベートーベンも「ロック魂」あふれるアーティストなんだなあって
実感できるよ。
これが、いわゆる「ロック音楽」だったら
チャチイ感じがするんだけど
クラシックだから良かったんだと思う。
主人公のとてつもない高揚感が
うまい具合に表現されてる。
ベートーベンも「野蛮人ソウル」を
十分に感じるミュージシャンだっていうことだね!