新しい職場までの自転車ルートを探すために
親子でサイクリングがてらお出かけした。
曇り空で気温も低かったから
車で行こうかなとも思ったけど
息子が「自転車でぜひ行きたい!」というもんだから
たまにはいいかと思い、自転車にした。
運動にあまり関心を向けない息子が興味を示したから、ちょうどいいやとも思った。
ちょっとした冒険気分で気楽にやる気になったんだろうけど、
普段から自転車にあまり乗りなれてない息子は、
車どおりの多い道なんかだと恐れをなしてなかなか前に進めなくなってしまったり、
登りの坂道だとヘトヘトになってしまったり、
下りだとスピードが出すぎちゃうので、それはそれで困っちゃったりと
ボクが先のほうへ進みすぎちゃって、途中で待っている時間も結構あったりしたけど、
なんとか3時間ほどかかって、片道約10キロ、往復20キロメートルを走破した。
途中、ふたつの山を越える感じの道のりだったけど
結局、速さ的には時速6Km、7Km程度だから歩いてるのとあまり変わんなかったかも。(苦笑)
でも、息子からしたら達成感で一杯になったようだった。
途中で何度か「もうやめる?」と声かけしても絶対に首を縦には振らず、
お尻が痛くなってサドルに座ってられなくなっても、弱音も吐かずがんばってたからね。
帰ってきたときの表情は誇らしげで、とてもいい表情をしてたなあ。
お尻は赤くなってしまってて少し熱も持ってて、いまだに座るとき気を使わなくちゃいけないけど
そういうこともなんだかそれほど悪いこととして受け止めてはいなくて、
どちらかというとやりきったことへの勲章と受け止められてる気がする。
これはホントにやってよかったよ。
がんばって壁を乗り越えたら、すごく良い気持ちになるっていうことが実感できたと思う。
何事にもこうやって挑戦していけるようになったら
将来はすごくカッコイイ人になれるかもね。