おかげさまで
とうとう我が家もチデジカに踏み切った。
これまで我が家のTVは、14型→26型と推移してきたが
今回はとうとう32型へと見事な進化をとげた。
もうこれで充分であろう。
他の家で40型のTVを置いてあるのをみたことがあるが
壁がTVに侵食されてしまい、
TVの電源を入れなければその壁が全く機能していないかのような錯覚を受けたのだった。
これじゃあTVに占拠されてしまった感じになってしまう。
我が家のTVにはもう進化を止めてしまうことを願っている。
んで、
いまやってる番組はNHK総合の「マイケル・サンデル」さんの白熱授業。
この人の問いかけはホントにいろいろ考えさせてくれるし、
次々と出てくるいろいろな意見をすべて平等に尊重してくれるので
その場にいる人がだんだんと意見を言いたくなってくるんだよね。
しょうもないバラエティを観てるより充分楽しめる。
その中でちょっとビックリしたのが
「生活水準を下げても原発をやめたほうがいい」と考えてる人が日本にいる人たちの中でも少数派だったこと。
上海とボストンとも同時に中継してて、
外国で少数派になるのはしょうがないかなとは思ったんだけど
日本でもそうなんだね。
「いままで人類は多少のリスクを背負いながらも新しいことに挑戦し、克服してきた」
これを旗頭に掲げてる人が多かったけど
今回の原子力発電はちょっと違うよね。
確かに「火」も「車」も「飛行機」も彼らが言うとおりリスクを背負いながら発達させてきたけど
今まではすべてリスクをしょった人が利益を享受していたんだよね。
地元に原発がある人がこういう風に言うのはしょうがないかなとは思うけど
そうじゃない人がこう言うのはチトずるい気がする。
このあたり、「米軍基地」と同じような感じがするね。
「なくちゃならないもんだと思ってるけど自分家のそばにできるのはイヤ」みたいな。
ボクからしたらずいぶん自分勝手な意見に感じるんだけどどうなんだろう。
こういう意見の人は
原発や米軍基地の横に家を建てて住むべきだと思うけどね。