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YouTube: The Comedy of John Lennon
最近、youtubeで動画を観ることが増えて、
いろんなミュージシャンの動画を楽しんでるけど、
やっぱ「愛嬌」って大事だと思うね。
カッコつけてるシーンとか普段着のシーンとかいろいろあるけど
どんなシーンでもその人自身の愛嬌を感じられればすごく楽しめる。
でも、一口に愛嬌って言ってもなんだかよくわからないよね。
辞書で調べると
「①女性や子どもなどがにこやかでかわいらしいこと。また、こっけいでほほえましいこと。②人に好かれるような愛想やお世辞。また、催し事やモノを売るときに添えるもの。座興。おまけ。」とある。
確かにそうなんだけど
個人的にはこれ以外にも「その人自身を包み隠さず表現しているもの」というのもあてはまるんだよね。
例えばほかの人からどう思われようと気にしないような言動なんかそうだね。
でも周りを傷つけたり、不愉快にさせるような言動とはちょっと違う。
そこらへんはちょいと微妙なところでなかなか説明しづらい部分ではあるけれど。
とにかく「裸になる芸」が理屈なく笑えるのと同じように、
表現者がより自分自身をさらけ出す行為っていうのは「こっけいな部分も隠さずみせる」ということにつながるから、それができてればどうやっても面白いものになっちゃう気がするんだよね。
それはパフォーマンスの世界だけじゃなく、「絵画の世界」なんかも同じことがいえると思う。
ゴッホやピカソなんかも「自分自身」を作品の中でさらけ出してる気がするよ。
でも、
とかくバンドマンっていう人種は「自分自身のカッコイイ部分」しか見せたがらないからねえ、
そういう動画を見ててもあまり面白くない。
というか、あまりにもステレオタイプなかっこよさだから「つまらない」、「時間の無駄」、とさえ感じてしまう。
ビートルズのライブシーンはいかにも「営業してます」ってな感じであまり面白くはないんだけど、冒頭の動画にあるようなオチャラけたシーンなんかをみると
「ああ、愛嬌があったんだなあ」と感じるよ。
とにかく、ビートルズやストーンズは「バンドで成功する」という形を確立して
追随するバンドはその成功モデルを目指せばいいようになったわけで、
そういう意味では
彼らの貢献度っていうのはホントに計り知れないけど
なぜ成功できたかっていうのがこういうちょっとした映像にヒントが隠されてる気がするよ。
とにかく見てて楽しい気分にさせられる。
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YouTube: Stupid Girl - The Rolling Stones (HQ)
↑ストーンズは出てこないけど、こういう「コケ芸」も理屈なく笑えるね。
その一瞬は誰の目も意識せずにこけてるし、そのさらけ出し感が面白いんだよね。
こういう感覚を「愛嬌」って呼ぶんじゃないかって思うし、
これが生きてく上で本当に大事だと思うよ。