yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

売れる前にスタイルを確立しておくことが大事だね。

2013年01月22日 | ビートルズ

それまではボーカルとそのバックバンドというスタイルが成功モデルだった。

その代表がエルビス・プレスリー。

ビートルズはそれとは違い、バンド単位で売れることを目指した。

つまり、メンバーそれぞれに魅力を持たせたわけだ。

その証拠にファーストアルバムである「プリーズ・プリーズ・ミー」のメインボーカルが

 1.「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」(ポール・マッカートニー)

 2.「ミズリー」(ポール&ジョン)

 3.「アンナ」(ジョン・レノン)

 4.「チェインズ」(ジョージ・ハリソン)

 5.「ボーイズ」(リンゴ・スター)

という風に5曲目までめまぐるしく変わる。

このアルバムはシングル「プリーズ・プリーズ・ミー」のヒットで作られることになり、それまでライブで演奏してきたものをそのまま録音したので一日で一気に仕上げたらしいが、

ドイツ・ハンブルグでの下積み時代(こういう表現の仕方は嫌いだけど)に、もうすでに彼らのスタイルは確立されてたからそのままでよかったわけだね。

ハンブルグ時代はリンゴはメンバーじゃなかったけど、ドラマーだったピート・ベストがたたけない時にヘルプでときどきお願いしてたらしい。

その当時のハンブルグ時代ではいろんなリバプールのバンドが遠征してたらしく、リンゴも別のバンドでハンブルグにて過ごしてたらしい。

全員が歌うというのは必然だったんだろうと思う。

5時間、6時間もぶっ続けで演奏してたらしいからね。

そんな長時間の演奏がひとりのボーカルでもつわけがない。

だからこそ順番に歌を担当するという他じゃ見られないスタイルが仕上がったわけだね。

彼らがデビューの後大いに飛躍したのは

才能があったことも確かだけど

こういう一風変わったスタイルが確立してたことも大きい気がする。

そしてティーンエイジの多感な頃に

ハンブルグでの厳しい経験をみんなで乗り越えたことが

デビュー後の超多忙なライブ&レコーディング生活をみんなで乗り越えられたんだと思うよ。

まさにひとつの「家族」そのものだったんだろうな、ビートルズって。

リバプール訛りも直そうとしなかったらしいしね。

ホント、おもしろい、魅力的なバンドだと思うよ。

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YouTube: BEATLES in Miami(Rehersal)*She loves you, this boy,All my loving

↑エド・サリバンショーの2回目の出演時のリハーサルらしい。

ジョンのマイクがどんどん下がっていくのが笑えるね。

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