最近、ジョニー・デップ主演の映画を撮ったという話題をふりまいているクリストファー・ノーラン監督の彼にとったら2作目になる2001年の作品。
実はずいぶん昔に観たことがあって
今回は2回目のレンタル観賞。
前回の印象ではずいぶんと凄惨な印象だったんだが
今回見てみると意外とそうでもない。
前回のレンタルはビデオテープだったので特典映像なんていうものはなかったけど
今回はDVDだったので
特典映像があり、そこには監督のインタビューやらが入っててなかなかよかった。
この映画は、主人公の気持ちに合わせるように
時間の経過のエピソードを逆に見せていくんだけど、
特典映像の中に時間軸どおりに編集しなおしたものもあって、
自分の解釈があっているのかどうかを確認することができてそれも楽しめた。
もちろん、本編の映画の編集の方がよりおもしろかったけどね。
主人公はある事件がきっかけで、直近の10分間の記憶が消えていくという症状で
その事件とは、妻がレイプされ殺され、自分も大怪我を負わされるというもの。
その事件の復讐のために犯人をさがしてるというのが本筋。
人間の記憶というもののあいまいさをうまく使った見事な脚本で、
「ヒトというものは認めたくない記憶は勝手に書き換えてしまう」ということまで表現できており、
とても秀逸な作品だと思うよ。
ぜひ、観てみるといいですよ。
おすすめです。
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YouTube: Memento Trailer