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ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

映画『4デイズ・イン・イラク』

2017年07月08日 | 映画
孤立したポーランド部隊の運命はいかに!?映画『4デイズ・イン・イラク』予告編


今週は「4デイズ・イン・イラク」をレンタルした。

ポーランドの平和維持活動部隊の「カルバラの奇跡」と呼ばれる実話を基にした映画。

ドキュメンタリー映画さながらのリアルな映像が見どころ。



*   *   *


2004年にイラクの都市カルバラで、多国籍軍のポーランド部隊とシーア派武装勢力が衝突した戦闘を題材に描く戦争ドラマ。敵に囲まれながらも、たった40名で奮闘したポーランド部隊の4日間の激戦を活写する。バルトーミェイ・トパ、アントニー・クロリコフスキらポーランドの俳優が集結。奇跡と称された戦いの再現に震撼(しんかん)する。


*   *   *


ブルガリアの特殊部隊や米軍が参加している多国籍軍の中でポーランドの部隊は「平和維持活動部隊」という名目だったから米軍並みの戦闘行為は基本的にやっちゃいけないことになっていたらしいけど、

セリフをよく聞いていると、

だからと言って、他国軍から軽んじられているわけでもない。

それぞれの国情に合わせた「それぞれの役割に徹する」ことこそこういう部隊では重要なことなんだと実感できる。

だから、日本の自衛隊が「戦闘行為ができない」からといって引け目に感じることはないんだということも理解できると思う。

政治家の中には「血を流さないと国際貢献とは言わない」と考える人もいるが、決してそうではない。




部隊の中で医療担当が戦闘しないからと言って軽んじられる?

決してそんなことはない。

その役割にしっかりと取り組めば、戦闘に参加せずともそれはそれでリスペクトされるのだ。

だから、この映画でもポーランド部隊がブルガリアの特殊部隊や米軍に引け目を感じることなく、対等にやり合っている。




平和主義を持つ日本も国際貢献としての役割は日本らしいものであって良いのだ。

わざわざ「違憲」の「戦闘行為付与」をする必要などサラサラないということもこの映画を観るとよくわかる。

現場での様子を少しでも感じたい人にはお勧めの映画です。
コメント
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