アンテナ調整の記事ばかりだと書いてる本人も飽きが来る?ので、たまにはリグの記事を入れてみた。(笑)
-・・・-
春先の記事で、144/430MHzFM用にTM-D710Gを取り付けたことをUPしているが、この1~2週間前だったか「特定の周波数をスキャンさせてみたいな~。」と思うようになった。と言うことで、お試しでやってみることにした。
なお、モービル機に限れば使用経験の大半がKENWOOD製のものだったので、機能やボタンの名称はKENWOODが名付けた呼び方とさせていただく。
まず、やりたいスキャン内容は、144MHz帯が144.90~145.12の間、430MHz帯が432.90~433.12の間をエンドレスで回ってもらうものだ。それで現状のリグには、430MHz帯のスキャンさせたい範囲の周波数12件とレピーター2件がメモリーされている。
これを踏まえて取説をパラパラめくってみると、“メモリースキャン”と“メモリーチャンネルロックアウト”の各機能を見つけることが出来た。まぁ当てにしていたとおりの機能が出てきて安心したのと、早速レピーター2件のメモリーチャンネルにロックアウトをかけて、メモリースキャンの段取りを終えた。
次に144MHz帯だが、メモリーチャンネルに1件も登録していないので、「2mはプログラムスキャンにしてみるか~。」と思い、再び取説をパラパラ。その結果、10種類の範囲を登録できることが分かり、0番目(L0~U0)に144.90と145.12を登録。VFOモードでその範囲に周波数を変更して、プログラムスキャンの段取りを終えた。
で、早速144MHz帯からスキャン開始。まず驚いたのは、スキャンのスピードだ。過去に経験したスピードの3倍とか5倍はあるんじゃないかと思った。例えば今回の範囲(チャンネル数=12)であれば、ある周波数で止まって他の周波数はスルーして同じ周波数で再び止まっても、会話(信号)の途切れが一瞬しか発生しないため、内容の聞き取りに全く穴が無いと言ってもいい感じだった。
続けて430MHz帯でメモリースキャン、これもスピードが速い。過去に経験したメモリースキャンは、それ以外のスキャンよりスピードが遅かったものばかりだったけど、このリグはプログラムスキャンと変わらないように感じた。まぁ仮にプログラムスキャンより遅かったとしても、気付くレベルじゃなさそうだ。
次に驚いたことは、スキャンを実行させたまま電源OFFにして、翌日などに再び電源ONにすると、スキャン状態で起動してくれたことだ。つまり、電源をONにするだけで勝手にスキャンしてくれるので、通常の付けっぱなしワッチと同じ流れでスキャンワッチが出来る訳で、これは楽だな~。
-・・・-
と言うことで、久々に“○○で遊ぶ”的な時間を過ごすことが出来た。まぁ私が最近のモービル機の機能を知らないだけという、単なる“モービル機ウラシマ”なのかもしれんけど、それはそれで面白い経験が出来たと考えたい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます