前記事では、データを入力する場所と内容および使用する変数を決めた。今回は入力したデータを参照できるQSLカード印刷定義ファイルの変更だ。
これまではHAMLOGの機能にある“Rig/Antの設定”を参照させていた。しかしこの機能では100件までの登録なので、それを上回った場合は対応できなくなる。さらに、全登録No.を記憶or何らかの方法で登録No.を確認しないと正しい参照指示入力が出来ないという、とんでもない展開が待っていた。
当然のことだが、私はこれらを全て記憶できるはずもなく、その対策に確認用の一覧表を作成してみたものの長続きせずに、気が付けばフェードアウト。この辺りから「Rig/Antの設定以外の方法で何とかしたい!」と思うようになっていった。
そこで、今回の個別入力&QSLカード印刷定義ファイルの変更となる。具体的には以下の4件について、参照元を変更した。
・自局リグ :“!RG”を“!R2$R”に変更。
・送信出力 :“!Pw”を“!R2$O”に変更。
・自局アンテナ:“!AN”を“!R2$A”に変更。
・アンテナ高さ:“!Hi”を“!R2$H”に変更。
変更前の参照元は“Rig/Antの設定”の各項目で、変更後は“Remarks2”欄の各変数を参照させるようにした。
今回はデータの参照元を変更しただけなので、印字されたQSLカードの見栄えや内容は全く変わらない。これで運用直前に環境設定2のみを直接編集すればOKになった。データの閲覧時は無機質な登録番号ではなくなり、少しは分かりやすくなった。しばらくはこれで印刷していこう。
わたしもHamlogのRigAntファイルでは整理しきれなくなり、リマーク欄に直接記入したものが印刷に反映できないか模索している中で、本ブログにたどり着きました。
早速試してみましたが、これでRingAntファイルからおさらばできそうです。
有益な情報、ありがとうございました^^
そうなんです。パターン数は最大で、
リグ台数 × 送信出力種類 × アンテナ本数 × 地上高種類 となります。
まぁありえないリグとアンテナの組合せもあるので、あくまで最大想定ということですけどね。
見た目では“$R=”などの数式?プログラム言語?が邪魔ですけど、
タダで使える&国内多数派のソフトですので、そこは妥協中です。
個人的にはRemarks欄が20個くらいあれば、それが解決すると思っていますが…。