TurboHAMLOGを使い始めて、QSLカードの印刷定義ファイル作成に区切りを付けて約半年。やはりLOGCS時代に出来ていたことの一部を妥協したためか、今のプランでは限界と言うか分かりにくい手段があり、その辺りをHAMLOGの運用面で改善することにした。
ターゲットは、QSLカードに印刷するリグ系とアンテナ系の情報4項目。要するに使用リグ、送信出力、使用アンテナ、アンテナ高さについてだ。
たいていの同業者の方は、リグもアンテナも複数所有されていると思うが、私もそうなっている。現時点でリグは3台、アンテナは少なく見積もっても10本以上は有る。
更に運用バンド数が10ほど有って、送信出力は少なくても50W、10W、5Wの3択となるため、それらの組み合わせパターンは軽く100を超える。そう、HAMLOGの“Rig/Ant”機能で登録できる件数では足りない訳だ。
そこで、リグやアンテナ系情報を“Remarks”欄で対応、つまりレコード毎に入力していくことに変更した。そのために、使用リグは“$R”、送信出力は“$O”、使用アンテナは“$A”、アンテナ高さは“$H”、以上4つの変数を新たに使うことにした。
ちなみに送信出力の中にあるスペースは、将来再び移動しない局を開設した時を想定して100W以上(3桁)の値に対応させるために見込んだ半角スペースが入っている。これは、プログラム言語的に印刷位置を文字列の左側を基準に設定するしかないためで、桁数に係わらず右寄せで印字させるための段取りだ。
上記のような個々のレコードに同じ内容を繰り返し直接入力していく方法は、20~30年前であればデータ容量が膨大になるため敬遠されていた手段だと思うが、今は大容量ハードが当たり前になっているのでそんな心配をする時代ではない。
と言うことで、とりあえずQSLカードが未発行のログデータに遡って、UP写真のように“Remarks2”欄を使って入力してみた。次は、このデータを参照できるQSLカード印刷定義ファイルの作成だが、プログラム言語をおさらいしながらやっていきたい。
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