背の有る枯れ草が少ない撮影地の模索と言うことで、付近を数か所眺めてみる。天気が晴れているので背景に写る山の形も考慮したいと思ってトライしたが、6両分のスッキリしたスペースの確保と同時に適う立ち位置は見つからず、山の形は妥協した。まぁ落ち着いて見てみれば枯れ草の被りが無い上に、鉄道と無関係な人工物が皆無なので、撮影地の条件としては平均以上だということで。
■羽越本線_羽前水沢-羽前大山(撮影日:2017年3月18日)
今回の撮影地、通称“大山カーブ”と言うらしい。確かに地図で見ても弧の角度が約45°有る。通称が有るということはメジャーな撮影地なんだろうと思うが、撮影時刻直前までポツポツと計5名程度が来る程度で、至って静かな撮影となった。今回は7時くらいに来た1人目の同業者(←R編成は比較的お気に入りとのこと。)と色々多くの話ができた。
例えばここに同業者の集まりが少ないことついては「出雲のヘッドマークを掲げた“サロンカーなにわ”と天秤にかけて、みんなそっちへ行ったのかな?でも明日は新潟も含めて天気がイマイチだから、実質今日が勝負だよ。」と述べたのに対し、私は「頻繁に動ける人は限られると思うから、再来週からの583系に向けて遠征資金の温存や家族サービスの穴埋めに充てたとか。」と見解を返した。この件、今後1~2週間のネット投稿である程度の傾向は判明するが、まぁいずれの見解も憶測の域である(笑)。
場所は羽前大山駅から約1km。r38@八沢踏切(132K880M)付近から線路に沿っている未舗装の道を400mほど進み、北方向に伸びている未舗装の道との三差路に差し掛かる辺りから。ちなみに線路は八沢踏切から下りになっているようで、撮影地付近では視線より低くなっている。
なお、個人的な好みもあって厳密な“アウトカーブゼロ角度”にはせず、カーブのピーク前にシャッターを切って先頭車両の内側側面が写るようにした。だけどもう少し引っ張っても良かったかもしれない。テーマが有ってもチキン度はなかなか改善されないようで…。
それと現地で知ったことが2つ。1つ目に、列車名は“ありがとう485系羽越”なのだが、これに向けたヘッドマーク(要するに専用のデザイン)は準備されないことだ。となると臨時or団体と表示される見込みだが、それなら電光ヘッドマークの利点を活かして当時の“おはよう信越”や“くびき野”のように、イラスト無しで文字だけのデザインでもいいからツアー客への演出の一環に含められなかったのか?と。無形商品なんだから、気分に浸るためにもサービスを充実させて欲しかったと思う。
2つ目に、R28編成は先頭側(この便だと酒田側)の電光パネルが故障しているらしく、残念ながらこの撮影地ではテーマが空振りとなった。こればっかりは仕方が無いので、返し便の撮影に期待したいと思う。
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