再調整プランを決めたHF40CL(7MHz用センターローディングホイップ)だが、まずは拡張帯SSB用エレメントから始めた。今回は日中がまだ暑いのと、なるべく早くやりたかったのとで、仕事定時上がり後に立山町総合公園の駐車場に寄って小分けにやってみた。
まずは現状確認。いつもの大型3点支持マグネット基台に、7MHz用チェックケーブルと新しいマグネットアースシート(アースケーブル長さ=130mmに加工済み)をセットして測定。結果は、f0=7.021MHz、SWR≒1.00、Z≒50Ω、帯域(SWR≦1.5範囲)=6.993~7.049MHz(7.021±28kHz)で、前回の調整結果とほぼ同じであった。
このシリーズのエレメントは根元側がφ3なので、いつもの両頭グラインダーで削るパターンの始まり始まり~。ちなみに、今回は“組立の再現性”を確保した上にf0=7.115~7.120MHzを狙っている。とりあえず30mm、16mmと削ると言うか、カットしながらアンテナアナライザーで測定。結果、f0=7.129MHz、SWR≒1.06、Z≒50Ω、帯域(SWR≦1.5範囲)=7.100~7.158MHz(7.129±29kHz)で、かなり高くなった。
正直、この程度であればエレメントのスライドで微調整は可能なんだが、今回は再調整プラン記事にも書いたように“組立の再現性”を確保することも狙っているため、これは失敗。う~ん、計算or長さの測定で何かミスったかな?悔しいけど、しょうがない。
で、せめて本来の長さを把握するためにスライド調整してみてデータ取り。結果、本体からの突き出し長さ=1107mmでf0=7.120MHz、SWR≒1.04、Z≒50Ω、帯域(SWR≦1.5範囲)=7.091~7.149MHz(7.120±29kHz)になった。と言うことで、1日目はここまで。
これを踏まえ、大昔に別のアンテナで使っていた中古エレメントで翌日@2日目にリベンジ。今回は職場で昼休みのうちに35mmカット(←少し余裕を見込んで短めに)してエレメント長=1165mmにしておき、定時上がり後に立山町総合公園の駐車場へ寄って測定。結果、本体からの突き出し長さ=1115mmでf0=7.116MHz、SWR≒1.00、Z≒50Ω、帯域(SWR≦1.5範囲)=7.088~7.144MHz(7.116±28kHz)であった。
もう少し追い込もうか迷ったが小雨が降ってきたのも手伝って、1度これで使ってみることにして一旦終了。とりあえず組立の再現性がある拡張帯SSB用のエレメントを手に入れた。
次回はCW用エレメントの調整だ。狙い周波数を決めてから前回と今回の結果(エレメント長さ)を踏まえ、あらかじめカットしたエレメントで始められるようにしたいと思う。徐々にではあるが、日没の時刻が早くなってきているので、なるべく現地での作業時間を減らす作戦で臨みたい。
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