JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

HFB-12延長Ver.(21MHz用ホイップ)をシエンタで測定&調整

2022年05月24日 05時57分18秒 | 21MHzアンテナ

直近の作業で、COMET_HFB-12@24MHzボトムローディングホイップと、同じくCOMET_HA021@21MHzセンターローディングホイップの調整が頓挫し、アンテナ関連で久々の消化不良ネタが発生した。

この内HA021に関しては、兄弟モデルであるHA014の実績を踏まえると、更に漏水という持病も予想される。なので、今回はHFB-12のエレメントを延長して、21MHz用のアンテナに仕立ててみることにした。

と言うことで、いつもの作業を始める。測定はアンテナアナライザーを使って、21MHz用のアンテナチェックケーブルを使用していく。なお、SWRとZはf0における値で、帯域はSWR≦1.5の範囲、ねらい周波数は21.180MHz、狭いバンド&SSBのメイン周波数付近となるセンターとした。

今回は根拠となるデータが無いので、勘でHFB-80の標準エレメント@1001mm(2年ほど前だったかな?に、パーツで3本購入していた。)を充ててみることにして、まずは目いっぱい挿した状態で測定。結果は、f0=20.594MHz、SWR≒1.45、Z≒43Ω、帯域=20.522~20.666MHz(20.594MHz±72kHz)であった。

次に、同じエレメントを10mm削ってから目いっぱい挿した状態で測定。結果は、f0=20.670MHz、SWR≒1.45、Z≒44Ω、帯域=20.592~20.748MHz(20.670MHz±78kHz)であった。

この2回分の測定データを踏まえて、更に60mm削ってから目いっぱい挿した状態で測定。結果は、f0=21.155MHz、SWR≒1.38、Z≒48Ω、帯域=21.040~21.270MHz(21.155MHz±115kHz)であった。

これらの結果を見て思ったのは「このパターンは、HFB-17延長Ver.の14MHzと同じだな。」で、結論もそれと同じく「イマイチ!」と言わざるを得ず、他のアンテナと同じノリで普段使いする気には…。

それに、この先の展開もおそらく同じ、つまり「調整を続けてもしてもf0が動くだけでボトムSWRは変化しないだろう。」と思い、根本的なプランBを充てることにした。と言っても、まだプランBが無いんだけどね(爆)。

でも、21MHz用アンテナで他に立ち上がっているものが全く無いので、14MHzとは異なり“仮採用”にはしておこうと思う。と言うことで、早めにプランBが求められる微妙なアンテナが登場するまでのお話でした~(笑)。


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