JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

HV7CX(多バンドホイップ)で14MHzの測定&調整_240317

2024年03月22日 23時11分06秒 | 多バンドアンテナ

今日(3/17)は、とりあえず曇っているものの、風が強くて雨も何時降ってくるか分からない感じだ。なので、風の様子を見ながら作業することにした。ちなみに21MHzポジションは、昨日(3/16)調整した18MHzエレメントのままで進めていく。

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■測定条件など
 ・モービル   :シエンタ天井にシステムキャリア
 ・アンテナ地上高:実測で約1.8m
 ・アンテナ基台 :パイプ基台(COMET_RS-215)+自作パーツ
 ・同軸ケーブル :14MHz用アンテナチェックケーブル
 ・アース    :アンテナ測定用MAT50、装着状態はこんな感じ
 ・測定器    :アンテナアナライザー(COMET_CAA-500MarkⅡ/改)
 ・その他    :帯域はSWR≦1.5の範囲、ねらいf0=14.140MHz付近
         :エレメントは挿入穴に目いっぱい挿し込んで取り付ける。
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これまでどおり、まずは現状把握。デフォルトエレメントを目いっぱい挿入して測定。結果、f0=14.108MHz、SWR≒1.05、Z≒54Ω、帯域=14.056~14.160MHz(14.108MHz±52kHz)であった。まぁ、私はSSBで使うための調整を行うから問題は無いんだけど、CWで使いたい場合は標準エレメントだけで簡単な再現性のある組立(エレメント挿入長さMAX)が叶わないのを確認することになった。

取説によると、周波数の変化量は19kHz/mmらしいので、両頭グラインダー-1.5mm削り落として2回目の測定。結果、f0=14.129MHz、SWR≒1.00、Z≒54Ω、帯域=14.079~14.179MHz(14.129MHz±50kHz)であった。う~ん、公称値より変化量が少なく出たな…。まぁリトライの余地が残っただけマシと考えよう。

となると、あとどれだけ削るか?をしばらく悩むことになり、かなり保険を掛けるつもりで-0.5mm削り落として測定。結果、f0=14.140MHz、SWR≒1.02、Z≒54Ω、帯域=14.090~14.190MHz(14.140MHz±50kHz)でとなり、保険が功を奏した展開になったということで、ここで調整終了とした。

結局、デフォルトエレメントの全長が79mmで、77mmまで削り落としたエレメントを挿入MAXで取り付けた状態が先端14MHz Ver.の完成状態だ。ここで全長がどれだけになったのか知りたくなったので測定。結果、1490mmであった。

まだ21MHzの処遇は決めていないけど、全長が1500mmを切るANTで50MHz+3つのハイバンドを同時使用出来る訳だから、何だか楽しみだ。今年の国内シーズンに期待したい。


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