商品名は“アマチュア無線用リチウムイオンバッテリーBOX”なのかな?そこはあまり気にしていなかったけど、今回、型番で言うと“BL-50TX”という、シリーズで最大容量のバッテリーを購入した。まぁ個人的には、その存在を知った時から“新津さんの大きいバッテリー”と呼んでいる。
購入経緯と言うか、ニーズは連泊遠征運用に対応させることだ。つまり、お泊り先で与えられた環境下で充電できて、既存のカバンに入れて持ち運べる50W対応のバッテリーが欲しいということだ。
この状況に関して、遠征運用は過去記事のとおり、FT-818&PDモバイルバッテリーで達成しているが、FTDX10SやFT-891Mなど他のリグでは、出発前に2個のディープサイクルバッテリーを目いっぱい充電するしかない状況だ。
これを踏まえ、一時はディープサイクルバッテリー&その充電器をお泊り先に持ち込むことも考えたが、傍から見て現地での積み下ろしや搬入の様子、そもそも充電器を始めとする各アイテムが不審過ぎる等の理由で断念した。
また、昨今流行っているポータブル電源は、DC出力が満充電で12Vスタート、探せば最大電流15Aのものもあるけど、最近のリグだとギリギリorやや不足な値だ。まぁ、プラス安定化電源でAC100V端子を利用するプランもありそうだけど、今のところ安定化電源レスで行きたいスタンスなので、とりあえずこのプランは横に置いた。
さて、このバッテリーの凄い点は、出力電圧が14.5Vということだ。メーカー曰く、リグの一般仕様13.8V±15%という幅を利用&電源コード等で発生するドロップ分を見込んで13.8Vより高い値にしているようだ。さらに電池そのものが国産品とのことで、大変素晴らしい発想&出来栄えだと思う。
そうは言うものの、価格が高めだったこともあって中々資金調達が進まず、入手に2年ほどかかった。その間に価格改定(値下げ)もあったようで、そこはラッキーだった。
と言うことで、まずは使ってみて謳い文句どおりになるのか確かめたい。ただ、最近はSSB運用を満足に行える開き方、特にバッテリーの持ち時間を試せるようなCONDXに遭遇できていないので、時間はかかるかもしれないけどデータ収集に努めたいと思う。
発売されたとき、結構ローカルに宣伝したので、
みなさん、250Whを導入されて満足されています。
当局は,BL-50TXS(153Wh)を2つ購入しました。
飛行機で南の島へよく移動するので、これ以上だと
保安検査所でOUTになるので・・・
NBCのバッテリーは優秀ですね。
ただ、(飛行機などで)運搬時、電源スイッチが
他の荷物と触れ合って、ONになることがあったので、
養生テープでスイッチとターミナルをグルグル巻いて
(保護して)運んでいます。車での移動の時は、
あまり気にしませんけどね。
ー 追伸 ー
8月16日 10MHz CW 高岡氏移動でピックアップを
いただき有難うございました!
早速、BL-50TX が活躍をしたのでしょうか?
残暑や台風にどうかご留意、ご自愛ください。73
これまでのお出かけ運用でも該当しそうなポイントが多そうですからね。
こちらも近々何かUPするつもりでいますが、
最初に電源を入れてすぐに電圧を測った時に14.58Vと出た時は、感動モノでしたね。
それと本日のQSO、ありがとうございました。
はい、コメントのとおり、満充電したBL-50TXを使いまして、
9.2A@FTDX10Sの定格10W送信(オートチューン実施せず)で運用していました。
今日のところは開始1.5時間経過した頃に、最初のLEDが点滅(たぶんマーク時に消えている?)し始めました。
このまま続けて2個目以降のLED点滅がいつ出るのか分かりませんが、
感覚的には「ちょっと早くない?」と思いました。
これで2時間以上耐えてくれたなら、50Wで5時間も現実味を帯びてくる気がするので、
やっぱり謳い文句はチャンピオンデータなのかもしれませんね。