現時点で個人的に、旧型カセットコイルの本命バンドである7MHz。新型(現行)カセットコイルがもっと融通が利いていれば良かったんだけど、私のイメージと合わなかったので程度が良さげな旧型を探して入手した。で、これをCW用に調整してみることにした。
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■測定条件など
・モービル :シエンタ+天井にシステムキャリア
・アンテナ地上高:実測で約1.8m
・アンテナ基台 :パイプ基台(COMET_RS-215)+自作パーツ
・同軸ケーブル :7MHz用アンテナチェックケーブル
・アース :接続ケーブル長=150mmに加工したマグネットアース(第一電波_MAT50)×2枚
・測定器 :アンテナアナライザー(COMET_CAA-500MarkⅡ/改)
・その他 :MD200@メインエレメントはステルス処理済み、
帯域はSWR≦1.5の範囲、ねらいf0=7.011MHz付近
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まずは調整範囲を把握したかったので、最初は調整バー長さを最短状態にして測定。結果はf0=6.741MHz、SWR≒1.00、Z≒49Ω、帯域=6.724~6.758MHz(6.741MHz±17kHz)であった。次に調整バー長さを最長状態にして測定。結果はf0=7.154MHz、SWR≒1.04、Z≒48Ω、帯域=7.136~7.172MHz(7.154MHz±18kHz)で、何と7.150MHz以下であれば、旧型でも対応可能であることが分かった。
この後は調整バーが最長の状態に対して、+28mm、+3.5mm、+0.5mmとトライ&エラーを繰り返しながら測定していき、最終的にはf0=7.011MHz、SWR≒1.10、Z≒48Ω、帯域=6.994~7.028MHz(7.011MHz±17kHz)となり、調整終了とした。
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これらと現行カセットコイルの結果&使い勝手を踏まえると、私の運用パターンでは旧型カセットコイルをもう1個手に入れて、f0を7.115MHz付近に調整して拡張帯SSB用に使用するのが最も合っていそうだ。まぁ急がないので、意識して中古品情報を得るようにしていきたいと思う。
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