昨夜は、山岳警備隊から突然のお誘いを受け、夏山警備のお疲れさん会に行ってきた。
この夏は前半は静だったが後半、いくつも重なって遭難事故が起こってしまった。
しかも天気が悪い日が何日も続きヘリコプターが飛べず、収束までにかなり時間がかかったこともあった。
滝谷で発生した事故へ行った隊員から話を聞いたが、現場はかなり険しい場所でビバークをしながらの救助活動はかなり大変だったようだ。警備隊員達の、必ず助けるという高いモチベーションでちゃんとレスキューできたことに頭の下がる思いだ。
また、レスキューで現場に駆けつけた隊員にレスキューに掛かる、お金の事ばかり気にして助けなくてもいい、と言う遭難者が居たり、命を助けられた隊員に対し後々クレームなど言ってきたり、こちらも命懸けで現場に行っているの報われないと嘆いていた隊員もいた。
しかし、山岳遭難が無くなるわけでもなく山で事故が起これば誰かが助けに行かなければならない。山岳会などなら仲間が駆けつけてくれるかもしれないが、そんな登山者ばかりではない。
現在は山岳警備隊が主となってレスキューを行っている。僕たち民間の救助隊はそれを少しでもフォロー、お手伝いができればいい。
昨夜は沢山話をして飲み過ぎた。