高山市内に山岳資料館がある。
どなたでも無料で気軽に入ることが出来るので興味のある方は是非どうぞ。
展示品は非常に貴重な物ばかりである。
麻のザイル、ハーケン、カラビナ、アックス、アイゼン、現代のツールとはかけ離れた登攀用具も沢山あった。
中でも目を引いたのが飛騨産のピッケルである。多分100年近く前のピッケルであろうか。誰が作ったのか分からないが非常に美しいピッケルだった。
僕が行ったときたまたま山岳会の重鎮が資料の整理をしていて、詳しく解説していただいた。
ヒラリーが飛騨を訪問した時の様子や、南裔(なんねい)禅師直筆の屏風(重文級)などなど、見応え充分である。
まだ展示されていないが古い山岳図書など素晴らしいものが一杯だった。
ほとんど飛騨山岳会関係の資料で100年以上の歴史を持つ飛騨山岳会と飛騨の岳人達の偉大さを改めて感じさせられた。
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