この岳に生きる

「この岳に生きる」とは僕の所属する山岳救助隊の記念誌の題名です。 北アルプス飛騨側で山と共に生きている僕の見た風景です。

山岳資料館

2011年06月22日 | 本と雑誌

2011062114070000 展示品の一部。昔の貴重なスキー。

高山市内に山岳資料館がある。

どなたでも無料で気軽に入ることが出来るので興味のある方は是非どうぞ。

展示品は非常に貴重な物ばかりである。

麻のザイル、ハーケン、カラビナ、アックス、アイゼン、現代のツールとはかけ離れた登攀用具も沢山あった。

中でも目を引いたのが飛騨産のピッケルである。多分100年近く前のピッケルであろうか。誰が作ったのか分からないが非常に美しいピッケルだった。

2011062114200000 資料館外観。

僕が行ったときたまたま山岳会の重鎮が資料の整理をしていて、詳しく解説していただいた。

ヒラリーが飛騨を訪問した時の様子や、南裔(なんねい)禅師直筆の屏風(重文級)などなど、見応え充分である。

まだ展示されていないが古い山岳図書など素晴らしいものが一杯だった。

ほとんど飛騨山岳会関係の資料で100年以上の歴史を持つ飛騨山岳会と飛騨の岳人達の偉大さを改めて感じさせられた。

2011062114200001 飛騨山岳会歌碑。裏に会員の名が刻まれている。僕の名前もあった。


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