ツリガネニンジン[釣鐘人参](キキョウ科)
各地の山地の草原に生える多年草。8~10月、茎頂に円錐花序をだし、釣鐘形の花を下向きにつけます。茎葉は柄が無く、3~4個輪生します。
いつのも林際の斜面では、ツリガネニンジンも花を咲かせていました。長く突き出た雌しべが特徴の一つです。草丈が高く、カメラに収まりきらないので、手近な花をのぞいてみました。
キキョウ科の花は雄性先熟で、雄しべが先に熟すそうですが、この花の雄しべは、葯が萎れている感じですから、これから雌しべが熟してくるのでしょうね。
去年は12月に咲いた、季節はずれの花しか見ませんでしたが、今年はまだ蕾だけの株もありましたから、これからが花の盛りなんですね。
2009年の花
9月上旬 横浜市内にて