ハラビロカマキリ(カマキリ科)
本州,四国,九州,対馬,南西諸島に分布する、樹上性のカマキリ。
体長は約50〜70mmで、林内や林縁、林道沿いで多く見かける。体色には緑色型と褐色型の二型あるが、褐色型は少ない。前翅の両側に白い斑紋がある。他のカマキリに比べて体幅が広い。年1化(沖縄では年2化)で成虫は夏から秋に出現する。幼虫は腹部の末端を上方に持ち上げたポーズをとる。卵塊は表面が滑らかな緑茶色で、樹木の枝や幹に産みつけられる。幼虫から成虫まで典型的な捕食性昆虫である。(森林総合研究所 森林生物図鑑より)
林際の空き地に置いてあった木箱の脇を通り過ぎたとき、何か視線を感じたので、木箱の上を見てみると、ハラビロカマキリが私の方を睨みつける様に見ていました。
立ち止まってみたのですが、カマキリは視線をはずそうとしません。私が移動するとその方向に視線を移します。何を警戒していたのでしょうか。
カマキリに表情があるのか分かりませんが、何故かいい顔をしているように見えました。
9月上旬 横浜市内にて