自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

実り、いろいろ・・・

2010-12-02 21:06:00 | お散歩


シオデ[牛尾菜](サルトリイバラ科)
林際の道端では、シオデの実も無事に熟したようです。10月に緑色から黒く熟す途中の実を載せましたが、それから1ヶ月ほどで熟すのですね。でもシワシワになった実もついています。もう少し遅ければ、黒熟したところを見逃していたかもしれません。
今年は花から実が熟すところまで観察できました。

今年の花 9月の実 10月の実



マムシグサ[蝮草](サトイモ科)
10月にツリフネソウの群生が花を咲かせていた林。久しぶりに歩いてみたら、枯れ草の間から鮮やかな赤いものが顔を出していました。近付いてみると、それはマムシグサの実のようです。
花の咲く頃には歩いていないので、ここにマムシグサがあることに気付きませんでした。群生とはいきませんが、点々と幾つも赤い実を見ることができました。
以前にも載せましたが、マムシグサの仲間は、栄養状態によって性転換します。栄養状態が良く、大きく育つと雌に、栄養状態が悪く、小さかったり、後から小さくなったりすると雄になるそうです。
この林は、栄養豊富な林のようですね。

10月のツリフネソウ

11月中旬 横浜市内にて

コメント (12)
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