ヒサカキ[柃](ツバキ科)
チャノキ[茶ノ木](ツバキ科)
先日、ヒサカキの実を載せた時、見わけるポイントが分からないというコメントを頂きました。
私は子どもの頃から、家の庭で見ていたので、何となく分かるのですが、いざ見わけるポイントを言おうとしても、まったく思い浮かびません。とりあえず葉の写真を撮ってきたので、手元の図鑑を見ながら考えてみました。
葉は互生し、3~7cmと小ぶりな方ですが、表面の艶がきれいです。葉先は少し窪んでいて、先に近い部分で葉幅が最大になります。う~ん、これが決め手という特徴が無いですね。
やっぱり、春先に咲く花のにおいが、一番特徴的といえるでしょうか。
私が住んでいる町には、ヒサカキやチャノキが垣根として植えられていることがよくあります。
このヒサカキのすぐ近くにも、チャノキが植えられていたので、ついでに撮ってきました。
ヒサカキと比べると、葉の艶がありませんね。全体的に丸い感じもします。葉脈がよく窪んでいますね。でも、チャノキの葉は、もっと長くなることもあります。この色艶の感じが特徴といえるのでしょうか。
やはり、花が咲いていたり、実が付いている時に覚えるしかないのでしょうか。葉っぱだけの時は難しいですね。
12月下旬 横浜市内にて