キチジョウソウ[吉祥草](ユリ科)
関東以西の本州~九州の暖地の林などに生える多年草。葉は広線形で、花茎よりも高くなります。9~10月、長さ10cm程の花茎の先に、総状に淡紅紫色の花を疎らに咲かせます。
果実は球形の液果で、赤く熟します。
久しぶりに、キチジョウソウの花を見に行ってきました。3年前に見た時は、10月の終わり頃だったのですが、今年はまだ幾つか花を咲かせていました。
この場所には、ジャノヒゲやヤブランもたくさん生えているので、何度行ってもキチジョウソウをすぐに見つけることができません。葉の形が違うので、比べてみればすぐに分かりますが、花や実の無い季節だと、なかなか難しいです。
木漏れ日に照らされた花、以前見た花よりか弱い感じがするのは気のせいでしょうか・・・
2007年の花 キチジョウソウの実
11月中旬 横浜市内にて