ヤツデ[八手](ウコギ科)
林外れの道端で、ヤツデの花がひっそりと咲いていました。近付いてみると、ハエやあぶの仲間がたくさん飛んでいました。時折花にとまっては蜜でも吸っているようです。
このアブは何でしょう?名前はよく分かりませんが、花の上を忙しく動き回っていました。
このヤツデにはまだ蕾もありましたが、花の盛りを迎えているようです。球状に咲く花を、幾つもつけていました。こんなに寒くなってから花を咲かせるのは、他の植物と競合を避けて、確実に虫たちに受粉してもらうための戦略なのでしょうか。活動する昆虫の数も少ないこの季節、その戦略は一か八かの気もします。
季節は巡り、今年も残り僅かですね。
ヤツデの幼木
12月中旬 横浜市内にて