ハンゲショウ「半夏生」(ドクダミ科)
本州~沖縄の、水辺や湿地に生える多年草。全体に臭気があります。葉は卵状心形で、5脈が目立ち、花期には茎上部の葉の表面が白くなります。6~8月、白い葉に向かい合って、穂状の花序を出し、花被のない小さな花を多数つけます。
林の片隅を流れる、池のようになった所で、ハンゲショウに出会いました。7月の「半夏生」の頃に花を咲かせることから、この名がついたそうですが、その頃からひと月以上が過ぎ、白くなった葉も、どこかくたびれている様に見えますね。
たくさんの花序をつけていたので、もう少し近くで撮ってみました。
全ての花も咲ききった様子で、花穂も伸びきってしまったように見えました。
いつも歩いている散策コースには、このハンゲショウは見当たりません。たまにはいつもと違う所を歩いてみるのもいいですね。こんな楽しい出会いが待っていますから。
2006年のハンゲショウ
8月上旬 横浜市内にて