ヤブガラシ「藪枯らし」(ブドウ科)
今年もこの草のつるが目立つ季節となりました。ヤブガラシです。
ヤブガラシの花は、4つの花弁があり、4本の雄しべと1本の雌しべからなります。この花弁と雄しべは開花して間もなく落ちてしまうそうで、今まで観察する機会があまりありませんでした。この日は、午前早くに散策することができたので、花弁と雄しべの残る花に出会うことができました。画面左下の花は、既に雌しべだけになっていますね。でも、蜜が豊富に出るようで、アリなど色々な虫たちが集まっているところをよく見かけます。
我が家の近所では、実をつけるヤブガラシを見ることができます。今年はまだ観察に出掛けていませんが、刈り取られていなければ、黒い実を見ることができるでしょう。
近いうちに行ってみたいと思っていますが、以前観察したヤブガラシの様子をリンクしておきますので、お時間があればご覧ください。
ヤブガラシの実
8月下旬 横浜市内にて