クマシデ[熊四手](カバノキ科)
本州~九州の山地に生える雌雄同株の落葉小高木。葉は互生し、狭卵形~卵状長楕円形で先は尖り、幅2.5~4cm。基部は浅心形まれにやや円形。縁には鋸歯があり、側脈は15~24対あります。樹皮には浅い筋があります。
3~4月、枝先に葉の展開とともに尾状花序をつけ、夏には果穂が下に垂れます。
このクマシデは、林際から果穂をたらしているのが目立ちました。シデの仲間は今まであまり気にしていませんでした。でも、このような果穂が目にはいると、とても気になってしまいます。クマシデ、アカシデ、イヌシデを区別できるように、樹皮の観察と葉の様子を覚えなければなりませんね。
8月上旬 横浜市内にて