キバナノマツバニンジン[黄花の松葉人参](アマ科)
北アメリカ原産の1年草。全体無毛。葉は柄がなく、鋭先頭の線形で茎の下部では対生しますが、通常は互生し、やや粉白色を帯びます。茎は細く、直立し、上部で分枝します。葉は茎にそってつき、展開することは無いようです。
6~8月、茎の上部に径8mm程の黄色の5弁花を疎らにつけます。明治末期に千葉県で発見されて以来、本州を中心に発生するそうです。
この花は、公園内の草地で出会いました。図鑑などでは見たことがあったのですが、実際に見たのは初めてでした。こんなに弱々しく見える花も、異国の地でしっかりと生き残っているのですね。
8月上旬 横浜市内にて