自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

道端の山菜・・・タラノキ

2012-08-08 20:56:00 | お散歩

タラノキ[楤木](ウコギ科)
北海道~九州の日当たりのよい山野に生える落葉低木。葉は互生し、2回羽状複葉。全体に刺が多く、葉の表面にも垂直に刺が出ます。新芽は「タラノメ」と呼ばれ、山菜として人気がありますね。
このタラノキは、道路わきの崖下に生えていました。2回羽状複葉、これが1枚の葉になります。
この崖の上には大きな屋敷林がありました。個人宅なので、中に入ることは出来ませんでしたが、道端から林の中の様子を気にしてみていました。
ところが先日、突然木が切り倒されてしまったのです。不動産会社に売却され、宅地として切り売りされるようです。
このタラノキは、そんな崖の上の様子を知ることも無く、崖の下でいつもの時間を過ごしているのでしょうね。
春先に、新芽を全て採られてしまって、立ち枯れ状態のタラノキを時々見かけます。
山菜として楽しむのはいいですが、採り尽くすのはルール違反です。
それを守れないのなら、山菜を楽しむ資格はないと思います。

7月中旬 大和市内にて

コメント (14)
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