ヤブヘビイチゴ[藪蛇苺](バラ科)
本州~四国、九州の藪や林縁に生える多年草。地表面を這う匍匐茎で増えます。葉は3小葉からなり、濃緑色で長い葉柄があります。基部には托葉があり、小葉は菱形状楕円形で鋸歯は重鋸歯になりません。
4~6月、黄色の5弁花を咲かせます。萼片は三角状で、その外側に葉状の副萼片が5個ずつ重なって付きます。この副萼片は花弁より大きく目立ちます。
花も終わって、道端の藪ではヤブヘビイチゴの赤い実が目立ちます。これはオランダイチゴと同じように、花床の発達した偽果です。本当の果実は痩果で、表面についている粒々がそれになります。
ヤブヘビイチゴの痩果の表面には、小突起がありません。艶々していて、ヘビイチゴとの区別点にもなります。
この偽果は、有毒ではありませんが、美味しいものでもありません。随分昔に一度だけ味見をしたことがありますが、あえてそれはしなくて良いと思います。
5月下旬 横浜市内にて
本州~四国、九州の藪や林縁に生える多年草。地表面を這う匍匐茎で増えます。葉は3小葉からなり、濃緑色で長い葉柄があります。基部には托葉があり、小葉は菱形状楕円形で鋸歯は重鋸歯になりません。
4~6月、黄色の5弁花を咲かせます。萼片は三角状で、その外側に葉状の副萼片が5個ずつ重なって付きます。この副萼片は花弁より大きく目立ちます。
花も終わって、道端の藪ではヤブヘビイチゴの赤い実が目立ちます。これはオランダイチゴと同じように、花床の発達した偽果です。本当の果実は痩果で、表面についている粒々がそれになります。
ヤブヘビイチゴの痩果の表面には、小突起がありません。艶々していて、ヘビイチゴとの区別点にもなります。
この偽果は、有毒ではありませんが、美味しいものでもありません。随分昔に一度だけ味見をしたことがありますが、あえてそれはしなくて良いと思います。
5月下旬 横浜市内にて