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林縁では、ナンテンの花も咲いていました。
この辺りでは自生していないので、庭木などとして植えられた株の実を鳥が食べて種子を運んできたのでしょう。
この特徴ある複葉には、抗菌・防腐作用があるので赤飯や魚料理などにそえられることがあります。
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実は秋にふつう赤く熟しますが、鎮咳作用のあるアルカロイドが含まれていて、「南天実(ナンテンジツ)」と呼び薬用とします。
また、ナンテンに含まれる配糖体から合成されたトラニラストは、抗アレルギー薬やケロイドなどの治療薬として使われています。
「難を転ずる」とういう語呂合わせから、厄除けとして庭に植えられることも多いですが、これも身近な薬用植物なんですね。
6月中旬 横浜市内にて