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林縁の茂みでは、この花も咲き始めていました。
ツリガネニンジン、円錐花序にたくさんの花を付けていますが、既に萎れている花もありますね。
花冠から突き出る雌しべが特徴です。
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雄性先熟の花は、既に雄蕊が萎れています。花が開いてからでは、元気の良い雄しべは見られないのでしょうか。
昨年は、二つの花がひとつになったような変わった花を観察しましたが、今年は標準的な花を観察できました。
夏の終わりから秋にかけて根を掘りとり、ひげ根を取り除き天日で乾燥させます。その根の外皮を取り除いてよく乾燥させたものを「沙参(しゃじん)」と言って鎮咳去痰薬として用います。
これも身近な薬草ですね。
2016年の花
8月下旬 横浜市内にて