自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

大量発生・・・

2019-05-31 21:53:00 | お散歩
ヤセウツボ[痩靫](ハマウツボ科)
斜面に広がる草むらで、この花がたくさん咲いていました。
ここはもう何年も行っている所です、この花を見たのは初めてです。

一つ一つの花を見ると綺麗だと思います。
この花は両性花で、果実は風雨や動物、人間などによって伝播されるそうです。
1937年に千葉県で移入が確認されてから、今では本州、四国でほぼ見られるようになりました。
要注意外来生物にも指定されています。

マメ科、セリ科、キク科などの植物に寄生して繁殖します。当然寄生された植物は、生長を抑制されてしまいます。
この写真ではちょっとわかりにくいのですが、このヤセウツボはタンポポの根元から生えていたので、タンポポに寄生しているのでしょう。
画面下中央から右に向かうタンポポの葉がわかるでしょうか。
これ以上増えないことを願います。
今日で5月も終わりです。梅雨の季節が近づいてきましたね。

5月中旬 横浜市内にて

コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする