林際の道を歩いていると、道路際のフェンスから競うように生えている二つの木を見つけました。
どちらも先駆性樹木の代表ともいえる、カラスザンショウとヌルデです。
先駆性樹木とは、森林の伐採跡地や崩壊地、造成斜面など植物の生えていないような開放的な場所に、真っ先に侵入する樹木のことを言うそうです。
カラスザンショウ[烏山椒]
(ミカン科)
向かって右側がカラスザンショウです。春先にまだ葉の生えていないところを載せましたが、こんな大型の羽状複葉をつけます。
葉をちぎると強い芳香がしますが、サンショウほど匂いは良くないと思います。人は食用としませんが、アゲハの幼虫の食草となります。
ヌルデ[白膠木](ウルシ科)
境川の土手でもよく見かけます。同じ羽状複葉でも、ヌルデの葉は葉軸に翼があり、独特な姿をしていますね。
こちらも食用とはしませんが、虫こぶから取れるタンニンをインクや薬の原料として用います。
今のところ、カラスザンショウのほうが生長しているようですが、この先はどうなるのでしょう。
どちらも刈り取られてしまうこともあるかもしれませんね・・・・・
7月中旬 横浜市内にて
どちらも先駆性樹木の代表ともいえる、カラスザンショウとヌルデです。
先駆性樹木とは、森林の伐採跡地や崩壊地、造成斜面など植物の生えていないような開放的な場所に、真っ先に侵入する樹木のことを言うそうです。
カラスザンショウ[烏山椒]
(ミカン科)
向かって右側がカラスザンショウです。春先にまだ葉の生えていないところを載せましたが、こんな大型の羽状複葉をつけます。
葉をちぎると強い芳香がしますが、サンショウほど匂いは良くないと思います。人は食用としませんが、アゲハの幼虫の食草となります。
ヌルデ[白膠木](ウルシ科)
境川の土手でもよく見かけます。同じ羽状複葉でも、ヌルデの葉は葉軸に翼があり、独特な姿をしていますね。
こちらも食用とはしませんが、虫こぶから取れるタンニンをインクや薬の原料として用います。
今のところ、カラスザンショウのほうが生長しているようですが、この先はどうなるのでしょう。
どちらも刈り取られてしまうこともあるかもしれませんね・・・・・
7月中旬 横浜市内にて
長らくご無沙汰をしてしまい申し訳ありません。
ヌルデは河川敷などの粗放管理されている場所に多く、カラスザンショウは林縁に多いような気がします。
個人的にはやっぱりカラスザンショウを応援してしまいます・・・。
それにカラスザンショウの方が少し日陰に強そうですかね。
カラスザンショウが生えているとアゲハの幼虫がいないか、ついつい探してしまいます。
お久しぶりです。お元気でしょうか。
カラスザンショウは、アゲハにとっては大切な植物のひとつですね。
この葉だけで、何匹くらい育てられるでしょうか。
これからも、よろしくお願いします。
私が参考にさせていただいているものは、プロフィールに載せてある図鑑などや、このブログにリンクさせていただいている方々の記事などです。
私もまだまだ勉強中なので、お互い頑張って知識を広げていきましょう。
先駆性植物は、林将之『葉で見わける樹木』(小学館)に載っていましたよ。
先駆性樹木、初めて聞く言葉ですが、な~るほどうなずけます。繁殖力も生育も強いからなんでしょうね。
我が家の辺りは40年前に山を削り大造成地にしたのですが、売れなくて30年たったらもとの雑木林にもどったんです。だからヌルデが多いんですね。
カラスザンショウはあんまり見かけないですね。ヌルデに負けたのかな??
造成地などは、先駆性樹木の大好きな土地ですね。
ヌルデはあまりかぶれないと図鑑にありますが、
やはりだめなんですね。注意しないといけませんね。
同じものかと思ってしまいました。
どちらが勝つのでしょう。
ウルシ科とミカン科。
どちらも強そうですね~。
よく見れば、それぞれ特徴がありますが、
ぱっと見た感じでは似ていますね。
生存競争はこんなところでも繰り広げられています。